kolme【Tie me down】リリックビデオを徹底考察！甘いワガママに引き込まれちゃうかも…

望むのは、一般的に歪んだ恋といわれるほど独占欲の強い愛され方。

男性のもとから逃げ出せるくらいではダメ、しっかり閉じ込めて欲しい……そう願っています。

激しい愛され方でなければ、恋愛そのものがいらない！という展開です。

恋愛に対してゼロか無限大か、それくらい極端な要求をしています。

リリックビデオにはない部分ですが、引き続き歌詞を見ておきましょう。

永遠に続く恋や「幸せにする」という約束こそ、女性が望む最終的なかたちかもしれません。

ところがそれでもダメという話。物理的に捕まえて欲しい、つながっていたいわけです。

ずっと一緒にいたいと思っても普通は限度があるもの。その限度を超えた束縛を希望しています。

「Tie me down」の歌物語に登場する女性の、男性に対する熱い想いはよくわかったでしょう。

独占欲全開であなたに愛して欲しい！ということです。気になるのはその男性の反応ですね。

これほど一途に、そして深く、女性に愛されるのは果たして嬉しいことなのでしょうか。

もしかしたら同じように愛することはできない……ドン引きかもしれません。

物理的にも精神的にも束縛されたい！という女性の激しい恋愛は果たして実ったのでしょうか。

残念ながら「Tie me down」の歌詞を最後までチェックしても、答えは明らかにされていません。

一般的には歪んでいるということになる、ヤンデレっぷり全開のままで終わってしまいます。

もしかしたら実際にはこの感情を男性に伝えていない……そんな可能性も考えられるでしょう。

ひたすら自分の頭の中で考えた最高の恋愛のかたち……ということ。いわゆる妄想ですね。

日常生活に支障が出るほどの束縛はやっぱりワガママであるとわかっているので、考えただけ！

ここで線引きができていれば現実に問題は起きません。共感するタイプの女性もいるでしょう。

ただし、「Tie me down」のMVは「Why not me」「The liar」のMVと三部作になっていました。

その関連性から考えると、嘘をつき合う恋愛に疲れ、束縛されたいと思ったものの、玉砕……。

結果、女友達と騒ぎ合う……というストーリーが見え隠れします。

ヤンデレもほどほどにしたほうがいいかもしれません。

「Tie me down」は恋愛体質の人にとって共感できる楽曲だったのではないでしょうか。

「わかっちゃいるけど、やめられない」……そんな恋愛もあるもの。

そんなとき女友達がいると癒されると感じることもあるでしょう。

「Tie me down」を含む三部作では、そのあたりが絶妙に表現されています。

「Tie me down」を深掘りしたら「The liar」の歌詞も気になった……という人も多いでしょう。

こちらに解説記事がありますので、引き続きご覧くださいませ♪