おしゃれなスイングジャズ!でもヤンデレ?
「Tie me down」は3か月連続配信の第3弾として2018年12月に配信リリースされました。
第1弾は「Why not me」(2018年10月)、第2弾は「The liar」(2018年11月)だったわけです。
この3曲は2019年1月発売の3枚目のアルバム「Hello kolme」にも収録。
「Tie me down」は他の2曲とも関連性があることがわかるでしょう。
作詞も作曲もMIMORIさんとKOUMIさんが手掛けていて、おしゃれなスイングジャズですが……。
歌詞はいわゆるヤンデレ(病んでる+デレ)っぽい内容という「Tie me down」。
MVは三部作!
「The liar」MV
3か月連続配信・第2弾「The liar」のMVは2019年1月8日に公開されました。
大友克洋さんの漫画「AKIRA」が飾られた部屋にいるMIMORIさん。インドア派なイメージですね。
「The liar」の作詞作曲はMIMORIさんが手掛けていて、その楽曲制作の様子がわかります。
ジャジーなピアノが気だるい感じ。
ブルーノートスケール(ドレミ♭ファソ♭ラ♭♭シ♭ドの音階)が使われているそうです。
「Tie me down」MV
続いて2019年1月9日に公開されたのが、3か月連続配信・第3弾「Tie me down」のMVです。
外から帰ってきて、黒いショートブーツを脱いだのはKOUMIさん。
部屋で楽曲制作をしていたMIMORIさんにドリンクを差し入れします。
アンディ・ウォーホル作、マリリン・モンローのシルクスクリーンが飾られた部屋。
ダンスをしたり、バスタブに浸かったり……KOUMIさんは自由奔放に動き回ります。
MIMORIさんのほか、RUUNAさんも部屋にいるようです。
「Why not me」MV
3か月連続配信・第1弾「Why not me」のMVは2019年1月10日に公開。
アナログテープを通したレコーディングで、柔らかいサウンドになっているのが特徴的です。
RUUNAさんが赤&白ストライプのパジャマ姿でハミガキ、ベッドでゴロゴロしています。
禁断の相手でも優しくされると勘違いしてしまい、報われない恋に悩む……といった歌詞です。
MIMORIさん、KOUMIさんとソファーで乾杯したり、トランプしたりするシーンもあります。
嘘をつき合う恋愛に夢中になり、報われない結果だとしても、女友達がいれば大丈夫!
3曲のMVを公開順に続けて見ると、ひとつの物語になっていたことがわかるでしょう。
リリックビデオを考察
さて、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介したいのは「Tie me down」のリリックビデオです。
ひとつの物語になっていた3曲のMVが公開されたのは2019年1月でした。
「Tie me down」のリリックビデオは、配信リリース前の2018年11月30日に公開されています。
リリックビデオはこちら♪
この「Tie me down」のリリックビデオには、kolme のメンバー3人の姿はありません。
背景は夜の街並み。道の片側に工事中のフェンスが設置されていて、行き止まりになっています。
そのフェンスの向かいには同じような、おそらくドアがたくさん並んでいて、音に合わせて点滅。
そして歌詞が映し出されるという映像です。kolme 3人のビジュアルやダンスも素敵ですが……。
セルフプロデュースによるサウンドと歌詞をしっかりチェックして欲しい!という狙いでしょう。
そのため「Tie me down」のリリックビデオのなかでも、とくに歌詞について考察していきます。