たった1つの願い
眩しいくらい完璧なあなたに
似合う存在でいれてる自身は
これっぽちもないけれど
ありのままの私を好きでいてくれて
あぁ 心から幸せだよ
お願いずっとそばにいて
出典: サニー/作詞:Ryuga 作曲:Ryuga
大勢の友達に囲まれて、その中心で笑顔を見せるあなた。
それはまるで別世界の人間のように輝いており、思わず見惚れてしまいそうになります。
そんなあなたと比べると、私自身は何だか取り得がないようなくすんだ色をしていて……。
隣に並んではいけないような、悲しい気持ちにさせられてしまうのです。
しかし、そんな悲しい表情をしている主人公を、彼は決して見逃しません。
どれだけ多くの人に囲まれていても、彼はあなた1人を愛おしく思ってくれているのです。
そしていつだって、「今の君が大好きだよ」とまっすぐな気持ちを伝えてくれる彼。
そんな彼の言葉に、何度も何度も救われてきました。
世界が輝いて見えると、途端にやりたいことやほしいものといった欲求が止まらなくなるもの。
それでも主人公が望むのは、「彼にそばにいてほしい」というたった1つの願いだけです。
自分に自信がない主人公
取り得もない私を
どうして私を選んでくれたの?
他の子に比べれば地味でドジで
何もないところでこけたりもする
出典: サニー/作詞:Ryuga 作曲:Ryuga
優しくて素敵な彼の元には、常に男女問わず多くの友達がいます。
中でも女の子たちはみんな垢抜けていて、自分よりもずっとずっと可愛く見えてしまうもの……。
自分よりも魅力的な女の子がたくさんいるのに、どうして自分を選んでくれたのか不思議でなりません。
さらに、「ドジ」な部分も欠点だと思ってしまっている主人公。
しかし彼にしてみれば、そんなところも可愛く思えるポイントなのです。
周りにどれだけ可愛い女の子がいようと、目に映るのは主人公のことだけ。
比べる以前に、そもそも他の子のことなど目に入ってすらいないのです。
もっと素敵な彼女に
恋愛なんて詳しくもないし
経験とか微塵もないから
あなたの理想に
近づきたいな
どうすればいいんですか
出典: サニー/作詞:Ryuga 作曲:Ryuga
これまで決して多くの恋愛をしてこなかった主人公。
いいなと思う人はいても、自分から声をかけることができなかったのかもしれません。
それゆえに、好きな人に対してどんな対応をしたらいいか分からずに戸惑うことも。
「彼に良く思われたい」「もっと可愛いと思ってほしい」と願っても、どうしたらいいのかわかりません。
彼にとってはきっと、主人公はそのままの状態でとっても魅力的なはず。
しかし恋する女の子なら誰しもが、彼のための努力は惜しまないのです。
理想の彼女として、彼が自分のことを自慢してくれるようになりたい……。
誰もが思う理想を、主人公も例外なく追い求めているのです。
頑張りを認めてくれる彼
私が全力で頑張る姿に
あなたはいつも微笑んで
優しく抱きしめてくれる
そんなあなたが大好き
出典: サニー/作詞:Ryuga 作曲:Ryuga
自分に自信がなくても、周りと自分を比べて落ち込んでいても、主人公が歩みを止めることはありません。
それは、前向きに頑張る主人公の姿を、彼が1番愛してくれているから。
誰も知らないところで頑張る主人公を見つけ、その頑張りを認めてくれるからなのです。
どんなに頑張り屋な人でも、1人ぼっちで頑張り続けるのは難しいもの。
結果だけでなく「道のり」を認めてもらってこそ、人は頑張り続けることができます。
努力を続ける主人公に、これといって声をかけることなく抱きしめる彼……。
特別な言葉がなくても、2人の心が通じ合っているのがわかります。