齊藤京子さんがブログで綴っていました。
衣装が美しい
さて、このMVのもう一つのポイントが衣装です。
本当に綺麗な色をしています。虹のようにも見えます。
調べてみたところ、これはおそらく「色相環」に沿っているのだと思われます。
※4:18から、メンバーが円形に並んで仰向けになっている状態がわかりやすいです。
PANTONEの色見本帳というのがあるのですが、それに合わせているようですね。
濃い色の間に少し明るい色が入ったりしています。
また、プールで一列に並ぶのも、この順番です。
この並びは背の高さにも合わせてあり、メンバーの色は背の順で決まったのでしょう。
向かって左端がメンバーでもっとも背が低い東村さんで、一番右は濱岸さんです。
公式プロフィールだと佐々木久美さんが一番背が高いのですが、濱岸さんが超したのかもしれません。
また、メンバーの衣装は、腰のところにトップスの裾のような部分がありますが、ワンピースです。
スカートの裾の位置がそろっているので、並ぶと美しく見えます。
ライブでサプライズ
JOYFUL LOVEの衣装の色で、ファンからあるサプライズがありました。
2018年12月に行われた、けやき坂46のライブ「ひらがなくりすます」。
このライブに参戦するファンの間で「ペンライトの色を7色に揃えよう」という声があがったのです。
会場となった日本武道館の形は八角形で、座席は8つのブロックに分かれているのです。
このうち、ステージの真後ろを除いた7つのブロックにそれぞれペンライトの色を割り当てます。
各ブロックに座った観客はJOYFUL LOVEの時にペンライトを指定した色にするというものでした。
インターネット上のやりとりだけでこの割り当てが決められ、SNSで情報が拡散されます。
そして迎えた三日間のライブ、千秋楽にはほぼ完璧に揃ったのだそうです。
これにはステージ上のメンバーも大変驚き、そしてとても喜んだそうです。
この観客による演出は、2019年3月に横浜アリーナで行われたカウントダウンライブでも実現。
七色になった会場の写真はニュースにもなりました。
日向坂46、デビューに向けたカウントダウンライブを開催 | OKMusic
3月5日(火)、6日(水)横浜アリーナにて日向坂46のデビューカウントダウンライブが行なわれた。欅坂46の後輩グループ、けやき坂46(通称:ひらがなけやき)として活動してきた彼女たちだが、“日向坂46"として3月27日(水)にはデビューシングル「キュン」をリリースする。
「ひらがなけやき」らしい振り付け
最後に、振り付けについて少しだけ。
振り付けを担当されたのはCRE8BOYさんですが、「ひらがなポーズ」が入っています。
0:22から、両手の肘を曲げながらあげて、手のひらを上に向けるポーズが「ひらがなポーズ」。
手の形がひらがなの「ひ」のように見えることから名付けられました。
また、先ほど書いたようにちょっと不思議な感じのする振りがあります。
「養老天命反転地」の雰囲気に刺激を受けてできたのかもしれませんね。
優しい曲調と不思議な映像が癖になる
以上がMVの解説になります。
JOYFUL LOVEは穏やかで優しい感じがする曲です。
衣装の美しさ、撮影地の幻想的な雰囲気、それにマッチした振り付けが相まって、癖になるMVです。
日向坂46のメンバーが、遠い星から来た妖精のように筆者には見えました。
加藤史帆さんも、LOYFUL LOVEがお気に入りのようです。
※ブログタイトルの、綴りが間違っていますね。