「輝け」のサビのは、悩みや不安を抱える人に「大丈夫、君は一人じゃない」と優しく寄り添ってくれる歌詞です。

とめどなく流れる涙を「諦めない強い気持ち」だからそのままでいい、そして「君はこの世の中に必要な人なんだよ」と断言してくれる。

泣くことも、悩むことも、不安にかられる弱さも・・・全てを肯定してくれる「輝け」の歌詞は私たちの心に響きます。

諦めてしまえば楽になる?

君が両手で抱えてる 理想を全部手放せば
今より少しは身軽になるのかもしれない
それでも信じる力を無くしてしまったその手で
この先何をつかめるのだろう

出典: 輝け/作詞:ファンキー加藤 作曲:ファンキー加藤 soundbreakers

辛い事が続くと人は、もういっそ諦めてしまえば楽になれると考えますよね。

しかし、諦めてしまったらもう自分の未来に夢は姿を消してしまうのではないでしょうか?

夢を諦めそうになった時、目標を下方修正したくなった時「輝け」の2番の最初のこの歌詞は、夢を叶えるための覚悟を試されているような心に突き刺さる言葉です。

輝け!

どんな暗闇の中でも 目指していた場所は覚えてる
破れた夢のすき間から 何度も輝け 輝け

出典: 輝け/作詞:ファンキー加藤 作曲:ファンキー加藤 soundbreakers

夢はいつも輝く光となって私たちを導いてくれますよね。

その光があるからこそ、私たちは迷わず夢に向かって歩み続けることができるのではないでしょうか?

2番のサビへとつなぐこの歌詞で歌のタイトルとなった「輝け」が出てきますね。

筆者には、繰り返される「輝け」の言葉が「諦めるな」という意味に聴こえます。

諦めないこと、ひたむきに頑張ることを応援してくれる「輝け」は、もうダメだと思った時にこそ聴きたい曲です。

もどかしい気持ちに震えるのは弱いからじゃない

弱くないよ 弱くないよ 震えるその心は
言葉にならない熱い想い だから抱きしめていいよ
君だけじゃない 共に歩く 僕らのこの世界は
悪い事ばかりじゃない 君のこと誰も見捨てないさ

出典: 輝け/作詞:ファンキー加藤 作曲:ファンキー加藤 soundbreakers

筆者は「震える心」は「自分の理想通りにいかないもどかしさ」なのではないかと思いました。

夢を叶えたくて努力していても、なかなか上手くいかない時、人は自分の力不足を痛感し、心が震えます。

そんな時、自分のことがどうにもこうにも嫌になってしまいますよね。

しかしファンキー加藤は、「それは弱さではない。心を震わせるのは夢に執着する熱い想いだから大切にして」と語りかけています。

そして、「君は一人じゃない。ひたむきに頑張る君を見てくれている人は絶対にいる」と続く歌詞の優しい言葉は、戸惑いながらも夢に向かって進むすべての人を応援しているように思えます。

夢を信じて進む未来には笑顔がある

今日の笑顔も過去の自分が信じた未来
また出会えるから まだ間に合うから
行こうよ 行こうよ 行こうよ ほら

出典: 輝け/作詞:ファンキー加藤 作曲:ファンキー加藤 soundbreakers

筆者はこの歌詞を「今日、笑顔になれたのは過去に夢を諦めなかった結果だよ。諦めなければ、今日を超えた未来にまた笑顔になれる皮が絶対に来るよ」という意味だと思いました。

「輝け」の1番はそっと背中を押してくれるような歌詞でしたが、2番は優しく手をとり導いてくれるような歌詞だと感じます。

夢を追って進む未来や自分自身に悩みや不安を抱えた時、「輝け」は、私たちに寄り添い、力を与えてくれる曲ですね。

ファンキー加藤が伝えたいこと

諦めないことの大切さ

ソロ活動を始める前のFUNKY MONKEY BABYSファンモン)の頃から、常にひたむきに努力することの大切さを歌ってきたファンキー加藤。

ファンモンの解散後、ソロ活動を始めた彼の楽曲もまた、「今は辛くても夢を諦めないでいれば、いつか報われる」というメッセージに溢れています。

誰にでも訪れる「自分には力も能力もない・・・」と不安に押しつぶされそうな時こそ、ファンキー加藤の歌を聴きたいですね。

ファンキー加藤の歌には辛い人の心を癒す力があるようです。

歌詞の力