馬渡松子「さよならbyebye」

人気アニメのEDテーマ曲

馬渡松子【さよならbyebye】歌詞の意味を幽遊白書の内容にそって解説!EDの理由は?折笠愛とはの画像

今回ご紹介するのは、馬渡松子の楽曲「さよならbyebye」です。

この楽曲アニメ『幽☆遊☆白書』の2代目エンディングテーマとして選ばれ知名度が急上昇しました。

『幽☆遊☆白書』は、1992年から1995年まで放送され、高い人気を誇ったアニメです。

今回は「さよならbyebye」の歌詞アニメの内容とリンクする部分を拾いながら、解説していきます。

あの人気声優もカバー

また、この楽曲は90年代から多くのアニメ作品で声優として活躍を続けている折笠愛によってカバーされています。

後に同作品の桑原静流(くわばら しずる)、小兎(こと)、軀(むくろ、96話のみ)役をつとめた折笠愛によりカバーされた。『幽☆遊☆白書 -collective rare trax-』に収録。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Nice_unbalance

『幽☆遊☆白書』内でも多くのキャラクターの声優を務めた折笠愛は、その声質によって歌手としても活躍しているのです。

彼女は歌唱力も非常に高く、透き通るような歌声によってこの楽曲の新たな1面を発掘しています。

それでは早速そんな「さよならbyebye」の歌詞を紹介していきましょう。

ある関係の終わり

別れの気配

馬渡松子【さよならbyebye】歌詞の意味を幽遊白書の内容にそって解説!EDの理由は?折笠愛とはの画像

ふっ切るはずの心に そっと横切る風は優しく
向かい合って握った手と手を いつも黄昏が包み 溶かしてゆく

出典: さよならbyebye/作詞:リーシャウロン 作曲:馬渡松子

まず冒頭の歌詞から紹介していきましょう。

ここでは切なさを想起させる言葉が並んでいます。

特に1行目の冒頭では、心の中の未練を断ち切ろうとしている様子が描かれているようです。

そこから分かるのは、この楽曲の歌詞が何か関係が終わるような予感に満ちたものであるということ。

冒頭から、少年アニメのエンディングテーマとは思えないような、大人っぽい歌詞となっています。

2行目は恋人と手を握り合った思い出を指しているのかもしれません。

主人公は、今はもう消えていってしまったその尊い瞬間を思い出し、感傷に浸っているのではないでしょうか。

時の流れを感じて

馬渡松子【さよならbyebye】歌詞の意味を幽遊白書の内容にそって解説!EDの理由は?折笠愛とはの画像

おかしいね これぽっちも似ていない貴方と私の微笑(えがお) 今では
鏡を見てるような気分
悲しまない 平気だからね
何気ない挨拶に隠れてる "ありがとう"

出典: さよならbyebye/作詞:リーシャウロン 作曲:馬渡松子

昔は、恋人と自分が全くお互いが似ていないと思っていた2人。

しかし同じ時間を過ごしていくことでカップルが似てくるということはよくあるといいます。

ここではそんな現象を言葉にしているのではないでしょうか。

いつの間にかまるで生き写しのようになった2人。

しかし2人はもうすぐ離ればなれになろうとしています。

3行目では主人公がそんな別れを受け入れようと強がっている様子が描かれているようです。

悲しくないはずがないのに悲しくないと言い張るのは、恋人に心配されないためかもしれません。

4行目ではそんな恋人に対しての感謝を素直に言葉にできない彼女の姿が描かれています。

さようならの理由

愛情を抱えながら

馬渡松子【さよならbyebye】歌詞の意味を幽遊白書の内容にそって解説!EDの理由は?折笠愛とはの画像