本田美奈子.【1986年のマリリン】歌詞解釈！和製マリリン見参！圧倒的な魅力にあなたのハートも釘づけ

恋は乗るか反るか。

目の前の男性のお誘いを本物にするのかどうしようか、迷いながら主人公は演技を続けます。

柔らかな色香を漂わせ、大胆な仕草で彼を誘いかけたりして。

この恋が一夜限りのアバンチュールになるか、それとも本物の恋になるか、それは誰にもわかりません。

恋の始まりはいつだって賭けのようなもの。

本当に愛してくれる？それとも、自由な遊びの一環かしら。

自分自身でさえ読み切れない心に戸惑いながら主人公は恋のスタートを切ります。

セクシーかつ伸びやかに。

男性だって実は未来のことなどわかっていないのかもしれません。

オフィス街の夜、二人だけのシネマストーリーがゆっくりと幕を開けます。

多くの女性はマリリンのような生き方に憧れている部分があるかもしれません。

女としての性をそのままに、すべては男性の本能に向けて行動する。

女に生まれたからには、一度くらいはそういうことをやってみたいかも、と思うことも。

「1986年のマリリン」はそんな女性の密かなる憧れを描いた曲なのかもしれません。

アメリカ映画界のスターとしてスキャンダラスに、そして魅惑的に短い人生を走り抜けたマリリン。

その生き様はまさに、マリリンという人生を演じきった女優魂のようなものを感じます。

奇しくもマリリンと同じく30代という若さでこの世を去った本田美奈子。

彼女もまた、スターという人生を演じきった伝説の女性の一人となりました。

 「1986年のマリリン」は、奔放な色彩の向こうに二人のスターの数奇な運命が感じられる一曲ではないでしょうか。

アイドルから時を経て、本田美奈子.は本格派歌手へ。

年齢を重ね、深みを増した彼女の歌声をぜひ堪能してください。