ナンダカンダで元気回復!脳内ヘビロテ必至
藤井隆さんの「ナンダカンダ」。
いったん口ずさんでしまうと頭の中で延々リピートしてしまう歌。
中毒性の高い歌詞とリズミカルなメロディー。
藤井隆さんの弾けたキャラクターとあいまって良い味を出しています。
この曲の発表当時(2000年)の藤井隆さんといえば激しい突っ走り芸で暴走していた頃。
自由気ままな芸風にピッタリの楽曲です。
ちなみにこの曲、作曲はあの浅倉大介さん。
そして作詞はラッパーのGAKU-MC(ガクエムシー)さん。
かなりの豪華メンバーで制作されています。
この名曲、“なんだかんだ”と思い悩んでいたことも全てどうでも良くさせてくれます。
さて、「ナンダカンダ」の歌は私たちにどんなメッセージを送っているのでしょうか。
ナンダカンダの歌詞を解読!まずは1番
他人への“上から目線”はもうやめよう
自分よりツイてない 誰か見て安心かい?
自分だけは"例外" 思いたくて勝手言った
出典: ナンダカンダ/作詞:GAKU-MC 作曲:浅倉大介
これは耳が痛いフレーズ!
「そこのキミ。“上か下か”、“勝ちか負けか”にとらわれてない?」。
冒頭の呼びかけにハッとしたならそれは<素敵な気づき>です。
ところで藤井隆さんといえば心からいつも楽しそうな方。
藤井隆さんのまとう空気は<とにかく常にフリーダム>。
ですがその実は、他人をけっして馬鹿にしない誠実なタイプなのだとか。
そんなお人柄だからこそこの冒頭の歌詞が活きてくるのでしょうね。
「立ち位置なんて気にせずに楽しもう」。
藤井隆さんの呼びかけが聞こえてくるかのようです。
太陽を浴びて外に出よう
いつからか昼と夜が 行き違った生活で
ふさぎこまないでどうか 目を覚ませ 道を探せ
出典: ナンダカンダ/作詞:GAKU-MC 作曲:浅倉大介
昼や夕方まで寝て、遅くに起きだして完全夜行性。
そんな暮らしは自由気ままで楽しいもの。
でもなぜかそればかりだと世間に置いてきぼりされた気になってきます。
「やっぱり太陽をしっかり浴びたほうが世の中楽しい!」。
人間のパワーはおひさまにもらうのが一番。
<部屋に一人閉じこもってしまうのではなく外に出よう。
気持ちを解放して新しい自分を見つけにいこう>。
そんな呼びかけがうかがえる歌詞です。
サビは“最大のヘビロテフレーズ”!
ここ、大好き!口ずさんでしまうフレーズ
なんだかんだ叫んだって やりたいことやるべきです
あんたなんだ次の番は やりがいあふれるレースです
出典: ナンダカンダ/作詞:GAKU-MC 作曲:浅倉大介
来ました、この最高のフレーズ&メロディー。
シンプルで直球ストレートのメッセージが突き刺さります。
読み解くまでもないパワーあふれる歌詞。
あちこちに音韻を散りばめてあり、口ずさむと心地いい…!
さすがはラッパー・GAKU-MCさんの作詞曲です。
抑圧型が圧倒的多数を占める日本人。
人目を気にするあまり、小さくまとまってしまいがちです。
心の中で「あーだこーだ」と鬱憤をまき散らしているわりに行動は伴わない…。
そんな日本人はこの国にあふれています。
自分自身もやはりそんな感じ。
“デモデモダッテ”で結局アクションしない。
「なんだか自分ってつまらないな…」と思ってしまいます。
そんな自分の殻が嫌なのに、弾けたいのに…。
藤井隆さんのようには自由自在に動けない自分がいます。
「もっと心の声に従って行動に移そうよ」。
そんなメッセージの伝わってくるサビ部分です。
動いたもの勝ち。楽しんだもの勝ち。
「もっと能動的に生きよう!」と励ましてくれる歌です。