X JAPAN「X」
本日ご紹介する楽曲は、X JAPANの「X」という作品です。
お馴染み大暴れ曲でありXジャンプが炸裂する作品ではありますが、その歌詞についてはじっくりご覧になったことがございますでしょうか?
今回は「X」の概要とその魅力、そして歌詞の内容についてご覧いただきましょう。
収録アルバム
「X」のスタジオバージョンの音源が収録されているのは、名盤「BLUE BLOOD」です。
他の収録曲に「紅」や「WEEKEND」など、全部名曲といっていいくらいのハイクオリティな作品が収録されています。
▼各曲のコメント、アルバムに関しては以下のリンクから詳細記事をご覧ください。
TAB譜はこちら
「X」をコピーしてバンドで演奏する、というのはなかなか大変だとは思います。とくにドラム殺しの曲でしょうこれは…。
しかしコピーバンドで再現するのが難しくとも、個人の練習としては非常に力になるのではないでしょうか。
とくにギターラインがめちゃくちゃカッコイイですよね。弾けたらむっちゃ楽しいやろなあ…(筆者はベース担当)。
耳コピも血肉となるので是非チャレンジしていただきたいところですが、スコアもリリースされていますので活用するのも良いでしょう。
▼公式としては、アルバム「BLUE BLOOD」のTAB譜集で見ることができます。
この曲の凄さ
「X」は言わずと知れた作品ではありますが、あなたはこの曲のどこに惹かれますか?
この曲のスゴさはどこにあるのか改めて考えてみましょう。
①緻密な作りこみ
「X」のスゴさは、まず細かい刻みや各パートのフレーズがこまかく作りこまれていることにあります。
その激しいながらも繊細なメロディは、さながらバロック様式の建築やアールデコのこまかな装飾のよう。
これが6分も続くのですから、相当迫力がある曲である理由もよくわかります。
②爆走で演奏するバイタリティ
6分という長い曲であるものの、テンポチェンジは一切なく、最後ギリギリまで変わることはありません。
この全力疾走で演奏する体力、技術、そして止まれない&止まらないというバイタリティの壮大さが、この曲のもうひとつのスゴさとして挙げることができるでしょう。
一気に駆け抜けることって何でこんなに魅力的なんでしょうね。短距離走の選手やバリバリ仕事を爆速でこなす人など、スピードにわたしたちが惹かれるのは自然なことではありましょう。
そして筆者個人的に、BPMの速い16分刻みの曲は、キーボードを打つ速さをマックスまで盛り上げてくれる重要なBGMでもあります。
バリバリ文字を打ち込みたいときはぜひ疾走ソングをかけて作業してみてください。プラシーボ効果かもしれませんが、速く完成することは筆者的には事実です。
③本質に戻らせてくれる
さらに「X」の3つ目のスゴさとしては、リスナーを本質に帰してくれる点にあるといえるでしょう。
ええかっこやしがらみなどを全部捨てて、ただXジャンプとヘッドバンキングに夢中になりXや皆と音楽でひとつになる。さらに歌詞にこめられた咆哮のようなメッセージ性が、何もかもを洗い流してくれるようです。
こんなにも夢中になれる、そしてあるべき姿や場所に立ち返らせてくれる曲が他にあるでしょうか。否、ないでしょう!
「X」の歌詞の内容は?
ということで、そんな魅力たっぷりの「X」の歌詞の内容についてご覧いただきましょう。
Xジャンプとヘッドバンキングに夢中になってしまいがちな曲ですが、歌詞も素晴らしいのでぜひチェックを!