EXILE【愛のために ～for love, for a child～】歌詞の意味解釈！繋ぐ想いとは

ATSUSHIさんが作詞したこの曲は、生まれてくる命を歌った曲です。

命が誕生したときの、なんとも言い表せない感動。

これがきっかけで大きく変わった主人公の人生。

生き方に対する価値観も変わっています。

新しい命がもたらされたことによって、主人公の気持ちはどのように変化したのでしょうか？

自身の人生もどうなったのかが、歌詞に込められています。

歌詞を追いながら、その内容について考察していきましょう。

ここは、子どもが生まれたときの気持ちを表現しています。

新しい命が誕生したとき、どのような気持ちになるでしょうか？

うれしさ、感動、感激…いろいろな言葉が当てはまります。

しかし言葉では言い表せない気持ちもきっとあるでしょう。

自分と血がつながった子どもが目の前にいるという事実。

なんだか不思議な感じもするかもしれません。

いろいろなものに対する感謝の気持ちもあるでしょう。

これは祈りを表しています。

感謝の気持ちと、この先の幸せを祈る気持ち。

その全てを空に向けて願うのです。

とても美しく、綺麗な印象を受ける歌詞でしょう。

ここの歌詞で表現している準備とは、結婚の準備でしょう。

おそらくこの曲の主人公は、結婚する前に新しい命を授かることになったのです。

結婚にはある程度のお金が必要。

地域によっては結納が執り行われる際に結納金が必要となることも。

結婚式や新婚旅行をちゃんとしようと思うと、それだけ費用がかかるでしょう。

そして何より、相手が安心して自分と結婚してくれるための安定した収入も必要かもしれません。

そう思うと、今はまだ結婚のタイミングではないと思っていたようです。

もう少し自分の社会的地位が向上したら、収入が安定したら結婚しようと決めていたのでしょう。

しかし準備中に先に新しい命が宿ってしまった。

育つ命に待ってもらうことはできません。

主人公は、まだ準備が整っていなかったけれど結婚に踏み切ったのでしょう。

その時はもしかしたら、周りの反対があったのかもしれません。

中には、新しい命を諦めろといった声もあった可能性もあるでしょう。

しかし、主人公が選んだのは、愛する人が一番笑顔になる道でした。

愛する人と、生まれてくる命が幸せと感じられるなら結婚の選択をしたのです。

それが我儘とか、自己中心的と言われても大丈夫。

一番大切にしたい人の笑顔のためなら、この選択は間違いじゃないと思えるのでしょう。

とても勇気ある、素敵な選択のように感じます。

言葉だけじゃ伝えきれない感謝や幸せを祈る気持ち。

空に繋いだら幸せが大きな輪になって広がったとのこと。

主人公は、感謝の気持ちを態度や行動で表現していたのでしょう。

毎日の生活に感謝し、愛する人にも感謝し、今の環境を与えてくれた全てのものに感謝していたのです。

その結果、主人公の周りには大きな幸せができあがっていたのでしょう。

そしてその中心には、愛する人と小さな命。

主人公をとりまく幸せのすべては、愛する人と小さな命によって生み出されたものだと伝えたいのでしょう。

愛する人がいてくれたから、自分はこんなにも幸せ。

愛する人と出会えてよかったといった気持ちも伝わってきます。

この瞬間とは、小さな命が誕生した瞬間のことでしょう。

主人公にとって、わが子が誕生したことはとても大切でかけがえのない思い出。

一生に一度の経験。

その感動のようすがストレートに伝わってくる歌詞です。