嵐「LOVE」
嵐の12枚目のアルバム
俳優やモデル、タレントとして幅広く活動する彼らですが、アイドルとしての音楽活動はその中でも外すことができない重要なものでしょう。
大ヒットを記録した話題作
CDをリリースする度にヒットを記録してきた嵐。「LOVE」も、そんなヒットを飛ばした作品の一つです。
「LOVE」は初動売上枚数が67万枚を数え、オリコン週間アルバムチャートで堂々の1位を記録しました。
この時点で11作連続の初登場首位獲得という、脅威的な成績となっています。
また、リリースされた2013年10月度の月間ランキングでも1位、2013年度の年間ランキングでも1位を記録し、文句なしの大ヒット作品となりました。
メンバーが作詞作曲した作品も
8曲目「20825日目の曲」
アルバムの8曲目に収録されている「20825日目の曲」は、メンバーの二宮和也が作詞作曲の両方を手がけた作品です。
このアルバムの発売日までに二宮の母が生きてきた日数をタイトルにしたこの曲では、母親への感謝が歌われています。
自分の母の子どもとして生まれてきた幸せを噛み締めながら歌い、これからは母自身の幸せのために生きてほしいと願う気持ちが、まるで親子の会話の中で語りかけるような文体で綴られています。
聴くと思わず親のことを思い出してしまう、感動必至の名曲です。
櫻井翔によるRap詞
アップテンポな曲を中心に、曲中でラップパートを担当することが多い櫻井翔。本作で彼の歌うラップ詞は、彼自身によって作られています。
櫻井がラップ詞の作詞者としてクレジットされているのは「愛を歌おう」、「P・A・R・A・D・O・X」、「sugar and salt」、「Starlight kiss」の計4曲。彼のマルチな才能を発揮した一面が見られます。
各メンバーのソロ曲も
「LOVE」の収録曲には、それぞれのメンバーのソロ曲となっているものがあります。
以上5曲で、メンバー全員が各1曲ずつソロを務めています。
自分の推すメンバーの歌声がたっぷり楽しめるソロ曲は、ファンにとってはこれ以上なく嬉しいものですね。
その他注目曲をピックアップ
メンバーによる作詞作曲の曲や各メンバーのソロ曲以外にも、本作にはおすすめの曲がたくさんあります。
その一部をピックアップして紹介します。
Breathless
「Breathless」は、2013年3月に発売された40枚目のシングルに収録されている一曲です。
メンバーである二宮和也が主演を務めた映画「プラチナデータ」の主題歌になったこの曲では、4つ打ちのビートに乗ってシリアスなメロディがくり広げられます。