Enrique Iglesias【Bailando】歌詞を和訳＆意味を徹底解説！踊りながら何を思う？

「君と一緒にいたい、一緒に生きたい 一緒に踊りたい、そしてクレイジーな夜を 過ごしたい」。

 主人公の心の叫びがとつとつと綴られています。

何をおいても彼女と一緒にいたい。そして一緒に生きていきたい。

僕は、一緒に踊り続けてクレージーな夜を過ごしたいんだ。

主人公の思いは、留まるところを知らずにどんどんエスカレートします。

その気持ちを抑えるかのように、主人公はdanceに狂うのです。

「君の口にキスを」。

 そして、心を奪われてやまない彼女の唇にキスを交わしたい。

これが主人公の偽らざる気持ちなのです。

この熱い抑えがたい気持ちを、南米ラテンのサウンドに置き換えて訴える。

そして、頭を空っぽにして踊り続ける主人公なのです。

「君と一緒にいたい、一緒に生きたい」。

 このあと歌詞は再び同じパートを繰り返します。

特にこのフレーズ、 「一緒に踊りたい、そしてクレイジーな夜を過ごしたい、すごい夜を」 を繰り返すのです。

ここがこの曲のサビといいますか、最大の盛り上がりを迎えます。

主人公は「Bailando」と心の中で叫びながら、思いかなわない彼女と踊り狂う。

それくらい、クレージーな夜を共にしたかったのです。

そして、できればそのまま自分の腕の中に留めおきたい衝動を抑えきれない、という思いを訴えたのです。

情熱的で開放的な南米ラテン文化の国、スペイン。

ここは、好きな人に告白することくらい朝飯前のようにみえる陽気な国です。

でも、本当に好きな相手には心が急ブレーキをかけます。

そんな痛いほどの胸のうちを、「Bailando」は歌い上げているのです。

どうして恋はいつも一方通行なの？

主人公の切ない願いが激しいdanceに表れます。

この曲は終始、変わらぬテンポで最初から最後まで演奏されます。

そして、主人公の心の叫びをあざわらうかのように、明るく楽しくMVのシーンは流れていきます。

しかし、歌詞をよくよく吟味すると、彼女への熱い想い、かなわないやるせない気持ちを「Bailando」。

つまり、danceに置き換えて振り向いてもらえない、自分の気持ちを慰めているのが分かります。

陽気で解放的なラテンのリズムに乗りながら、主人公のかなわない思いを淡々とつづっているのでしょう。

ダンスミュージックはこの曲以外にも、たくさんのミュージシャンが発表しています。

興味ある方は読んでみてくださいね。

はじけるような高音の冴えとポップなリズムが抜群のダンスナンバーです。一読の価値ありナンバーです。