DTMP「Onibi」
こちらは「http://」収録の「Onibi」。オシャレすぎて取り残された感を覚えるかもしれません。
MVの映像はルイ・マル監督のフランス映画「鬼火」のMAD。映像のコラージュっぽい感じです。
ポップなKing Gnuとは真逆でしょう。これほど前衛的な感性の人がJ-POPに挑戦する心意気!
King Gnuの聴こえ方まで変わってくるかもしれません。
また常田大樹さんの前衛的なアーティスト感覚はファッション方面にも表れています。
PVやSNSで発信する常田大樹さんのファッションは、いつもかなり刺激の強いおしゃれなファッション。
個性的なのにすごく自分らしく着こなしているところは脱帽です。
2020年にはアディダスのグローバル・アンバサダーに就任するなど、音楽以外の分野での活躍も期待されています。
1位:井口理
- 1993年10月5日生
- 長野県伊那市出身
ボーカル&キーボードの井口理(いぐちさとる)さんは常田大希さんと幼なじみだそうです。
2人とも長野県出身で小中学校が同じだったとか。King Gnuのボーカル2人がいた小中学校……。
ただし学年は井口理さんが1つ下。そのため顔見知りくらいの間柄だったわけですね。
再会したのは東京藝術大学。何と井口理さんも東京芸大、ただし声楽科を専攻されていました。
ところが常田大希さんは声楽の発声方法や井口理さんの美しい声はとくに好きではないようです。
常田大希さん自身の声は好き嫌いが分かれやすいけれど、井口理さんの声は幅広く好まれる、と。
ポップなKing Gnuには必要!ということでサポートメンバーからの正式加入が決まりました。
ちなみに井口理さんの兄である達さんも、同じ東京藝術大学の声楽科出身。
現在はドイツ在住でプロの声楽家として活動しており、帰国時には日本でコンサートもおこなっているようです。
常田大樹さんのお兄さんはバイオリン奏者ですし、こうしてみるとKing Gnuは家族も含めてみなさん多才!
一度メンバーと家族全員を合わせてセッションする姿など、観てみたいものです。
Twitterの動画がおもしろい
井口理さんの裏の顔その1はTwitter。
様々なアーティストにKing Gnuを宣伝してブロックされたり、動画をアップしたりしています。
例えば2019年1月4日の動画は「オールナイトニッポン」出演の告知という情報性のある内容。
ただし、ほとんどはその後に続く体重話みたいな「だからどうした……」的な動画です。
くだらなすぎておもしろい……というパターンですね。
しかし2020年4月26日のツイートを最後に井口理さんはアカウントを削除。
現在は面白ツイートを見ることはできません。
削除理由は、音楽とは違うところでの雑音に耐えられなくなったとのこと。
今はTwitterからインスタにシフトし、活動や近況をアップしています。
映画「ヴィニルと烏」
井口理さんの裏の顔その2は役者。
大学時代には舞台やミュージカル、その後は短編映画「ヴィニルと烏」にも出演されています。
Twitterの動画投稿も役者魂にあふれた演技……と考えることができるかもしれません。
常田大希さんがKing Gnuのためにキザな歌詞を書き、井口理さんが歌物語を演じるという構図。
King Gnuは深読みすればするほどヌー沼にハマる、稀有なバンドではないでしょうか。
このほかにも又吉直樹さん原作の「劇場」やTBSドラマ「MIU404」などにも出演してるので気になる方はチェックしてみてください。
PERIMETRON(ペリメトロン)って?
PERIMETRON(ペリメトロン)には常田大希さんを含め7人のクリエイターが在籍しています。
King GnuのMVほか、TempalayやTENDOUJIのMV、雑誌「anan」のスタイリストなど幅広く活躍。
King GnuがNHK「シブヤノオト」に出演したときは、美しすぎる組体操を披露されていました。
前衛的かつ個性的なメンバーが集まっている模様です。