復活の狼煙をあげたLAMP IN TERREN
LAMP IN TERREN(ランプ・イン・テレン)。
ラテン語で星を意味する「terra」、LAMPはおそらく星の輝きと対照的な小さな明かりのこと。
「この世の微かな光」がこのバンド名の意味するところであり、楽曲の根底にあるテーマでもあるのでしょう。
LAMP IN TERRENとして活動を始めた2012年から、自主制作音源を2枚販売。
インディーズとしてはミニアルバムを1枚リリースしています。
そして2015年、ミニアルバム「silver lining」でメジャーデビューを果たしました。
復活の狼煙は睡蓮の香り
2018年4月に行われたワンマンライブ「MARCH」をもって活動を休止したLAMP IN TERREN。
ライブ後、ボーカルの松本大は声帯ポリープの除去手術を受けました。
そしてバンドの完全復活の狼煙となるのが、今回ご紹介する「Water Lily」です。
water lilyとは、池の水面で静かに揺れている花、「睡蓮」のこと。
浮遊感のあるサウンドが魅力の「Water Lily」は、歌詞に散りばめられた美しい言葉もまた魅力です。
「Water Lily」の販売状況やMVに触れながら、詞の世界に漂う感情を読み解いていきましょう。
ニューシングル「Water Lily」
収録曲に声の変化はなし!
前作から4ヶ月ぶりのCDに収められているのは、計2曲。
どちらも録り溜めではなく、松本大の退院後にレコーディングされました。
1.Water Lily
2.亡霊と影
出典: Water Lily/LAMP IN TERREN
万全の喉でレコーディングに挑み、完成した楽曲たち。
皆さんは活動休止以前の声と比較して、どう感じたでしょうか。
真水のように澄んだ声に、大きな変化はないようですね。
しかし彼自身が喉に違和感を抱えることなく歌い上げられるということは、非常に重要。
歌に感情をぶつけるのに際して、痛みや違和感は邪魔にしかなりません。
シングル「Water Lily」は松本大の100%の力が込められた1枚といえるでしょう。
販売形式から感じる思い
シングル「Water Lily」の購入方法は3種類用意されています。
2018.8.19 日比谷野外大音楽堂ライブ会場より販売開始
8.24(金)12:00より通信販売サイトにて販売開始
8.24(金)0:00より各種配信サービスにて「Water Lily」のみ配信開始
出典: http://www.lampinterren.com/
ライブ会場では2曲入りのCDとして販売されています。
また、8月24日正午から始まった通販でもCD盤が購入可能です。
「CD」として手に取れて2曲聴けるのは、現時点で上記2つの方法のみになっています。
同じく8月24日からは楽曲配信サイトで配信がスタートしていますが、聴けるのは「Water Lily」だけ。
「亡霊と影」がどうしても聴きたい!という方は通販を利用してくださいね。
通販の詳細は、LAMP IN TERREN公式ホームページをご覧ください。
LAMP IN TERREN OFFICIAL WEB SITE
LAMP IN TERREN