「『って!!!!!!!』/関ジャニ∞」の歌詞をパート割して徹底解説！安田×大倉作詞の歌詞もチェック♪

ここはサビを全員で歌っています。

「って!!!!!!!」というタイトルはかなり変わっている印象ですが、サビをきくとその理由がわかります。

「想ってたって」「失って」「分かるんだって」「言って」「遅いんだって」と韻を踏んでいるのです。

「って」という音の繰り返しがリズミカルで楽しい曲に感じさせます。

一方で歌詞の内容は明るく楽しいというものとは言えません。

むしろ、素直に気持ちを表現できないことを歌っているようです。

そのことで彼女を不安にさせている自覚があるのかもしれません。

どんどん先に勧めていきましょう。

渋谷すばるのソロパートです。

ここも「迷って立ち止まって」と「って」の繰り返しが登場します。

同じような失敗を繰り返すのは誰しも経験のあることでしょう。

そしてその度に嫌になるけど、次はもっと良くなることを目指して自問自答している、そんな歌詞です。

この部分は錦戸亮のボーカルに安田章大がハモリを入れています。

この曲の歌詞は実際目で見た情景を表現したものではなく、心の風景を歌ったもののようです。

ここも実際真っ暗な雨の道をさまよっているというより、そのような比喩であると読み取れます。

彼女のことなのか、主人公自身のことなのか、あるいは二人のことなのか。

そのあたりは聞く人の想像に任されているのかもしれません。

サビは再び全員で。

「って」または「て」「で」の音の繰り返しです。

陽気なメロディーですが、歌詞の内容は相反して泣いたりうつむいたりしています。

悩んでいることや迷っていることは、他の人から見れば意外に単純なものであることが多いものです。

ですが、悩んでいる本人にとってはそんなに簡単に解決できるものではないから悩みなのです。

「その一歩さえ踏み出せない」という歌詞から気持ちを上手く伝えられないもどかしさが伝わってきます。

落ちサビはメンバーひとりひとりが少しずつ歌っています。

「届くか～だけど」まで錦戸亮、「いつも～歌ってる」までは丸山隆平のボーカル。

「あの子に…」は大倉忠義、「その心に…」は村上信五です。

「ちっぽけな…メロディーで」までが渋谷すばる。

「嗚呼～伝わらなくて」が横山裕、「いつも～叫んでる」が安田章大です。

落ちサビの歌詞をチェックしていくと不思議な事に気が付きました。

これまで曲の主人公は「僕」と表現されていたのですが、ここでは「僕ら」と複数形になっています。

これはどういうことなんでしょう？

この「僕ら」とはつまり関ジャニ∞７人のことではないでしょうか。

落ちサビをメンバー全員で少しずつ歌っていることからもそのように考えられます。

この「って!!!!!!!」という楽曲は関ジャニ∞からファンへのラブソングと言えないでしょうか？

「!」（エクスクラメーションマーク）が７つあるのも単にメンバーの数を表していると考えていました。

しかし、関ジャニ∞からファンへのラブソングと考えると、その数は強いメッセージにも感じられます。