さて、10位から7位にかけて、初期のw-inds.を紹介してきました。
これらの楽曲ももちろん素晴らしいのですが、w-inds.の神髄はセルフプロデュースの楽曲にあります。
ここからは、EDMの要素も兼ね備えた、最新のw-inds.の魅力に焦点を当てて紹介していきます!
6位「Bring back the summer」
6位「Bring back the summer」。
この記事で紹介しているなかでは最新のアルバムである、「100(ワンハンドレッド)」の1曲めに入っている曲です。
クリーンなギターと、透明感のある声の相性が良い曲です。
まず、ギターやボーカルといった高音の印象が耳をとらえます。
そこに自己主張の強い音作りのベースが、全体の重心をどっしり支えてくれるところが必聴ポイントです。
夏の終わりのようにメロウな曲調ですが、軽快なリズム隊がしっかり踊らせてくれます。
5位「Dirty Talk」
5位は「Dirty talk」です。こちらも、6位と同じく「100」に収録されています。
キャッチーなイントロにグッと引き込まれます。
しっかりEDMの部分は抑えつつも、POPに聴けるよう着地させている手腕が見事です。
3分13秒というさらっと聴ける長さもちょうどよく、気が付いたら何回もリピートしてしまいます。
w-inds.!4位 Temporary
4位は「Temporary」。アルバム「100」のリードトラックとなっております。
耳元で囁くようなボーカルに心動かされるミディアム・ナンバー。
メンバー3人のボーカリストとしての実力で、儚げな歌詞をしっかりしっとり聴かせてくれます。
ちなみに、先ほどから曲を紹介する際に出てくる「100」というアルバム。
このアルバムは、最新のw-inds.を語るうえでは外せない存在となっています。
というのも、こちらのアルバム、明確な「テーマ」をもって作られているんです。
作品のコンセプトは「POPSという名のノンジャンル」。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/100_(w-inds.のアルバム)
…といわれるように、耳馴染みのいいPOPSに落ち着かせながらも、音楽的に挑戦していく印象を持ちます。
そんなアルバムのリード曲であるこの「Temporary」は、そのテーマそのものを体現するかのような曲です。
ドロップで盛り上げたいところをダウナーに落ち着かせるセンス。
HIPHOPソウルを忘れずライムしていく姿勢はまさにノンジャンル。
一貫して、w-inds.が表現する多様性・幅の広さに驚かされるアルバム「100」。必聴です。
w-inds.!3位 We don’t need to talk anymore
3位は「We don’t need to talk anymore」。
日本テレビ系「バズリズム」2017年1月のオープニングテーマだったので、聴いたことがあるかもしれませんね。
MVの羽織のなびきまでピッタリ揃ったダンスが本当にカッコイイです。
静と動が印象的なダンスが、曲の持つ魅力とマッチしています。
低音ボーカルでアーバンに魅せるAメロ、期待が高まるBメロのファルセット。
そして一転したサビでは予想外の裏切りがありつつも、しっかり耳になじみます。
サビの同一単音でトランス状態をつくりだす雰囲気は、ダンスミュージックとしてのクオリティがとても高いです。
ダンスグループとしての「目で魅せるパフォーマンス」と、果敢にいろいろな表現に挑戦していく「耳で聴くパフォーマンス」を追求していく姿勢。
この2つが高い次元で融合していて目が離せません。
w-inds.! 2位
さて、いよいよこのランキングも、残すところあと2曲となりました。
いろいろなジャンルを取り入れ斬新な楽曲作りに挑戦するw-inds.。
2位には、そんな彼らが「あの音楽ジャンル」に挑戦した「あの曲」がランクインです。
それでは2位を発表します!