才能と個性あふれる破天荒アイドルグループ
テレビや音楽番組でもその存在感を誇示しているBiSH。
一度知ったら忘れられない、破天荒アイドルグループです。
デビュー当時から型破りなPRで注目を集め続けてきました。
それを炎上商法的だとする声もありますが、賛否両論はつきもの。
彼女たちが売れるアーティストであるからこその宿命です。
多くのファンはそれも含めてこのグループを支持しています。
彼女たちが評価される理由は他にもたくさんあります。
バラードからパンクロックまで、幅広いジャンルを歌いこなせる歌唱力。
また、個性豊かなメンバーたちはそれぞれキャラが立っています。
彼女たちの溢れる才能は、一人ひとりに宿っているのです。
詳しく知りたい方は、ぜひ公式HPをチェックしてみてください。
楽器を持たないパンクバンド BiSH Official Site.
MONSTERSを聴いてみて
本日ご紹介する楽曲【MONSTERS】は、彼女たちのパンキッシュさを前面に打ち出しています。
ライブでもファンたちが大歓喜し、夢中でヘドバンを繰り返す神曲です。
盛り上がらずにはいられない。一度聴いたら忘れない。間違いなくのれる1曲です。
インディーズ時代の2015年に彼女たちが最初に発売したアルバムに収録されています。
この曲のMVにも、ぜひ注目していただきたいと思います。
疾走感あふれる映像が、迫るビートと絶妙にマッチしています。
これを見るとシャウトして彼女たちのように走り出したくなるでしょう。
自分にスイッチを入れる直前や、戦いに出る道すがら聴くことをおすすめします。
そのパンクな歌声にこめられた思いとは?歌詞に注目してみていきます。
何を追い求めて走るのか?
冒頭から全力疾走
ここから、歌詞の解説に入っていきます。
飛び出すモンスター 誰よりも早く もう一度だけみせてみてよ
嗚呼、忘れそう 忘れそう 忘れそう
出典: MONSTERS/作詞:ユカコラブデラックス 作曲:松隈ケンタ
曲の冒頭からタイトルのモンスターというワードが登場します。
主人公は一体何を見たがっているのでしょうか?
推測するに、昔はあったけど今はない何かを指しているように感じます。
主人公は、それを必死で思い出そうとしているのです。
豆知識ですが、サビの「忘れそう」という部分には専用のコールがあります。
響きが似ている「ワッセッソー」という謎のワードを繰り返すのです。
ファンはこの合言葉の後に、全員で「モンスター」とシャウトしてヘドバンを始めるのが掟。
その様子は、まさに圧巻の一言に尽きます。
反発と脱走
この曲の世界観に浸るためには、MVの存在も欠かせません。
冒頭、死体さながらにトラックの荷台に積まれ、捨てられたメンバーたち。
土に埋もれて見える足は、セントチヒロ・チッチさんのものだそうです。
目を覚ましてそこから這い上がると、いきなり背後で爆発が起こります。
驚きのなか全力疾走で逃げる6人。突然の出来事に、リスナーも理解不能です。
場面は変わり、次に保安官のような人物に捕らえられるシーンになります。
この保安官、サビに合わせて口パクする演技が秀逸です。
捕まった6人は必死で抵抗するものの、殴られて血を吐いています。
最終的に逃げ出すのですが、乗りこんだ車ごと爆破されて終了です。
バイオレンスで過激な仕上がりのストーリーになっています。
推測するに、メンバーたちは戦闘少女というところでしょうか?
保安官は、反抗的な態度の少女たちを邪魔者だとして抹殺します。
モンスターとは?
少女たちが戦っているもの
Look at me 薄れていく いつの日にか夢にみてた
出典: MONSTERS/作詞:ユカコラブデラックス 作曲:松隈ケンタ