4thシングルのカップリング曲
【青春の馬】は日向坂46の4thシングル【ソンナコトナイヨ】のカップリング曲として収録されました。
日向坂46の主演ドラマ『DASADA』の主題歌に抜擢されたことでも話題となった楽曲です。
「青春」という言葉が曲名にもある通り、夢を追いかける人へ向けた応援ソングとなっています。
青春と聞くと学生時代を思い浮かべるかもしれません。
しかし、歌詞からは夢を追いかけることに年齢は関係ないというメッセージ性も感じ取れます。
学生だけでなく、社会人の胸にも響くこと間違いなしです。
そして、記事の後半では歌詞だけでなく、MVやダンスにも注目していきましょう。
メリハリの効いた力強い振り付けは、歌詞のメッセージ性をさらに後押ししています。
ダンスに込められた意味まで理解すると、さらに楽曲を楽しめるようになるはずです。
まずは、【青春の馬】のフォーメーションから解説していきます。
フォーメーションのセンターは?
センターは小坂菜緒さん!
フォーメーションのセンターは表題曲の【ソンナコトナイヨ】と同様に、小坂菜緒さんが担当しています。
ドラマの主演でもあることから、ファンも納得のセンターといえるでしょう。
ちなみに、表題曲では4作連続でのセンターを勝ち取っており、すっかり日向坂46の顔となりました。
そして、1列目の「フロント」と呼ばれるポジションにも注目してみましょう。
フロントに選ばれたのは齊藤京子さん、金村美玖さん、東村芽依さん、加藤史帆さんの4人です。
中でも、金村美玖さんと東村芽依さんはこの4thシングルが初のフロントとなります。
2列目以降のポジションについてはこれまでのフォーメーションから大きく変わることはありませんでした。
握手会での人気順と「シンメ」が意識されているように感じます。
「シンメ」というのはグループを正面から見たときに、身長のバランスで綺麗に見せるための配置のことです。
それにより、3列目には高身長のメンバーが選抜されています。
そして、もう1つ注目すべきフォーメーションは、「裏センター」の存在です。
裏センターは誰?
フォーメーションでセンターとフロント以外に注目されるのが「裏センター」というポジション。
センターの後ろにちょうど被る、2列目、または3列目の真ん中の位置が裏センターです。
実はこの裏センターのポジションには4作連続で上村ひなのさんが選抜されています。
裏センターは2、3列目の中でも一番多く目立つことができるポジションです。
そのことから、坂道グループでは将来の活躍が期待されるメンバーを裏センターに選抜する傾向があります。
上村ひなのさんは日向坂46の次期センターとして活躍が期待されているメンバーの1人なのです。
フォーメーションはテレビ番組によって変わっていたりもするので、常にチェックしておきましょう。
フォーメーションの解説は以上で終わりです。
次に歌詞の意味と歌割りについて解説していきます。
それぞれの歌割りの担当メンバーは【】の中に名前を記載させていただきました。
名前の配置はフォーメーションに合わせていますので、そちらも参考にしてみてください。
1番の歌詞の意味と歌割り
リスナーに向けた歌詞
【全員】
君はどんな夢見てるか?
何も語らずに
どんな辛い坂道さえ
全力で (立ち止まることなく)
走ってく
青春の馬
出典: 青春の馬/作詞:秋元康 作曲:近藤圭一
まずはサビから始まります。
この楽曲の歌詞にでてくる「君」というのは曲を聴いているリスナーのことです。
常に自分に向けられている言葉だということを意識して歌詞を読み進めていきましょう。
この部分からは、心の中に秘めた夢を解き放とうというメッセージが感じ取れます。
誰もが馬のように、全力で駆ける力を持っていることに気づかせようとしているのです。
【金村美玖、 小坂菜緒、東村芽依 】
自分の力とは
どうやって測ればいい?
【齊藤京子、加藤史帆】
誰かと比較したところでわからないだろう
【河田陽菜、丹生明里、松田好花】
どこまでできるか予測していた以上に
【潮紗理奈、渡邉美穂、富田鈴花】
思いも寄らない可能性試したくなる
出典: 青春の馬/作詞:秋元康 作曲:近藤圭一
この部分では、夢を叶える可能性について語られています。
誰しも、自分と他人を比較して落ち込んでしまったという経験があるのではないでしょうか。
他人と比較するということは、自分の力を信じきれていないということです。
しっかり自分の力を信じることで、想像を超える結果がついてくるということを伝えたいのだと思います。
【高本彩花、上村ひなの、高瀬愛奈】
無謀と言われて笑われてもいい
【佐々木久美、濱岸ひより、宮田愛萌、佐々木美玲】
立てなくなるまで走り続けたい
【齊藤京子、金村美玖、 小坂菜緒、東村芽依、加藤史帆】
本能のままに生きて行く
出典: 青春の馬/作詞:秋元康 作曲:近藤圭一
周りの意見など気にせずに、とにかく突き進んで行こうというメッセージが綴られています。
自分がしたいと思う夢こそが、人生をかけて進むべき道をなのです。