切ないメロディと歌詞が心臓に刺さる!「メリュー」
繊細な歌詞で共感する人が続出
n-bunaさんの歌詞の特徴ともいえるのが繊細な心情を表現している点です。
他の楽曲もモヤモヤとした心情を表現していることが多く、胸に刺さる言葉がたくさんあります。
今回紹介する「メリュー」も主人公の心情描写や儚い風景まで想像ができる歌詞になっている様子。
一度聴いてしまうとn-bunaの世界観に引きずり込まれてしまいます。
歌詞解釈
それでは「メリュー」の歌詞解釈をしていきます。
切ないけれど聴き応えのあるメロディに乗せられた歌詞には一体どんな意味が隠されているのでしょうか。
詳細に紹介していきます。
1つの感情に支配されていく
夕陽が落ちる様に胸が染まるので
耳鳴りのような鼓動を隠して
出典: メリュー/作詞:n-buna 作曲:n-buna
1行目の歌詞で現在の時刻を大まかに伝えつつ、主人公の心情を表現しています。
時刻としては夕暮れから夜に変わるぐらいの時間帯でしょうか。
もう暗くなるという時間帯に主人公はある1つの感情が沸き起こり、緊張している様子。
どんな感情なのかは続きの歌詞から推測してみましょう。
永遠の別れ
バスに乗った僕は言う 君は灰になって征く
たとえばこんな言葉さえ失う言葉が僕に言えたら
出典: メリュー/作詞:n-buna 作曲:n-buna
1行目の歌詞から推測すると、バスというのは葬儀用のバスではないかと思われます。
主人公は大切な人を亡くしてしまったようです。
1つの感情で心がいっぱいになってしまうほどには身近な人だったのでしょう。
その感情は悲しみや後悔など一言で表しがたい負の感情です。
重たくてズッシリとした感情が主人公にのしかかっています。
言い表せない重い感情
灯籠の咲く星の海に心臓を投げたのだ
もう声も出ないそれは僕じゃどうしようもなかったのだ
出典: メリュー/作詞:n-buna 作曲:n-buna
大切な人を失ってしまった悲しみ。
これはすぐに乗り越えられるような傷ではありません。
グルグルと自問自答を何度も行えば行うほど心の中は重たくなります。
お手上げ状態です。
この深い悲しみから少しでも早く立ち直ることができるように人は涙を流します。
しかしこの楽曲の主人公は今の時点では泣くという段階にまで至ってないようです。
この重くて暗い感情を自分なりに処理しようとするけれど、上手くいかない。
それどころか余計深みにハマッていってしまっている様子。
そんな苦しい状況が想像できます。