五輪真弓【さよならだけは言わないで】歌詞の意味を考察！なぜあなたの後ろにいるの？曲名の真意に迫る

「さよならだけは言わないで」は、幸せだった愛の時間を終焉させてしまう瞬間を歌っています。

予想もしなかった、男性からの別れの宣告。

そしてそれを受け入れられず葛藤する女性の心理。

愛と憎悪、そして失恋の入り混じった大人のラブソングとして聴く人の心に入り込む名曲です。

歌詞中に登場する女性は、男性の口から「別れ」を聞き出す勇気がありません。

しかし、最近の男性の冷たい態度は女性の気持ちを真冬の北風に当たったかのように震えあがらせました。

離れたくない、別れたくない。女性の必死な思いは果たして男性の心に届くのでしょうか？

女性にとって、世界にただ１人だけの男性なのです。

そう思うのは当然でしょう。

愛は、片方だけが恵まれていては成り立ちません。

男性は、一緒に暮らすうちに女性との愛を貫くことができなくなってしまったようです。

男性の傲慢なのか。それとも若さゆえの過ちなのか。

それは誰にもわかりません。

ただ、女性は自分の元から離れていってほしくない一心だけなのです。

ただ歌詞中には、もし別れが本当になったとしても男性を恨むニュアンスは感じさせません。

「さよならだけは言わないで」は、失恋ソングでありながら怨恨というものを排除した楽曲なのです。

好きな想いを抱かせつつ、男性への尊敬は忘れない。

きっと新しいタイプの恋愛模様を体現した男女の愛の姿を歌ったのでしょう。

失恋をテーマにした曲は、まだまだ他にもたくさんありますよ。

こんな曲もいかがでしょうか？