朝は鳥になって
あなたを目覚めさせる
夜は星になってあなたを
見守る

出典: 千の風になって/作詞:新井満 作曲:新井満

ここは原詩の“Do not stand at my grave and cry”という部分に繋がります。

原詩には“夜の星の光、咲き誇る花の中、小鳥の歌の中”という表現があります。

これらは繋がっていて「全ての素敵なものの中に私はいるんだ」という想いを表現しています。

この表現があることで、生きていく中でいかに近い存在であり続けるのかが伝わってきます。

このように「千の風になって」の歌詞、そして原詩はいずれも相手を強く思う気持ちが表現されています。

原詩の「死んでも私はあなたの近くにいつでもいる、風になっていつもあなたを感じるんだ」という歌詞

そして「夜は星になってあなたを見守る、あの大きな空を吹きわたっている」という新井満の訳からは人間の暖かさを感じられます。

まとめ

今回は、「千の風になって」を解説してきました。

別れ追悼などを意味する曲というのは、悲しい印象というものが先行してしまいがちです。

ですが、この曲は悲しさを先行させない、暖かさを感じられる歌詞になっています。

「千の風になって」は秋川雅史のカバーが有名です。

しかし、たまに他のアーティストのカバーを聞いてみると、また違った良さに気付けるかもしれませんね。

最後に

今回紹介した「千の風になって」からは少し離れてしまいますが、同じように相手を想ったことから作られた曲を紹介します。

Mr.Childrenのくるみは2004年のリリースから日がたっても根強い人気を誇っています。今回はそのくるみの歌詞の解釈について自分自身の考えを書きたいと思います。

この曲は「るろうに剣心」の主題歌にもなっています。そんな人気のheartacheの英訳と筆者なりの歌詞の意味を紐解いて魅力をお伝えしていきます!

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