1番歌詞考察
イントロ
数え切れないくらいに毎日
通い詰めたこの場所 この街並みに
なんでこんなに 心躍るんだろう?
出典: EXPerience Greatness/作詞:Masaya Wada 作曲:KENTZ・FAST LANE・CHRIS HOPE
主人公は自分の夢を叶えるために、何らかのレッスンを受けているようです。
必要な技能や知識を得るための勉強をするために、どこかに通い詰めているのでしょうか。
ここから自分の夢がはじまるのだとウキウキとした気分でその道を通っているのでしょう。
自分でも知らないうちに、ありふれた街並みがとても輝いて見えているようです。
ここでふと、主人公は「なんでこんなに心踊るのだろう?」と自分の気持ちを不思議がります。
毎日通い詰めて見慣れている何でもないものなのに…といった心境がギュッと詰まっていて、どこかリアルです。
GENERATIONSのメンバー達も、かつてこんな気持ちでレッスンをしていたのでしょうか。
聴き手にそんな思いを馳せる気持ちを起こさせるワンフレーズです。
イントロ考察2
刻むリズムに合わせてFeel it
隣で同じStep踏むFriends
汗を流して息切らして 背中追いかけた
出典: EXPerience Greatness/作詞:Masaya Wada 作曲:KENTZ・FAST LANE・CHRIS HOPE
人生は踊りを踊っているようなものだといいます。
単純にダンスレッスンを受けているだけ、とも取れるフレーズです。
ですがそれ以上に、夢を追いかけている人はさながら舞台俳優のようなものでしょう。
同じ夢を持つ仲間と共に人生という舞台を共有して踊っているような、少しドラマチックな解釈もできます。
かのシェイクスピアが遺した「全世界は舞台であり、全ての男女は役者にすぎない」という言葉のように。
夢を追いかけながら笑って泣いて、落ち込んだり喜んだりしながら人生の一幕を踊りきって…。
そしてその時に、割れんばかりの拍手喝采が湧き起こる事を願います。
汗を流す事も息を切らす事もいとわず、ひたむきに生きている。
そんなメッセージを受け取れるフレーズです。
ダンスレッスンをしている光景と重ね合わせているのが、また面白い味を出していますね。
サビ考察
Move your body now
今日は昨日より高く飛べるはず
Don’t give up on your dream
明日は今日より近くにいける
高鳴る胸のまま 一歩ずつ進めば
きっと輝く瞬間がやってくる
出典: EXPerience Greatness/作詞:Masaya Wada 作曲:KENTZ・FAST LANE・CHRIS HOPE
「動き続ける者にこそ道は開ける」「前に進もうとする者だけが進化する事ができる」という名言があります。
このフレーズのいいたいことはまさしくそれなのではないでしょうか。
心が折れそうになっても諦めませんし、折れません。
とっても勇ましいし、強い意志を感じます。
それをしようと思っても、なかなか出来る事ではありません。
「大丈夫、明日は今日より夢に近づいている」とまるで自分を鼓舞するかのような、そんな言葉の数々ですね。
楽しい時も苦しい時も、常に心を燃やしています。
高揚した気持ちを持ち続けて一歩ずつ、着実に輝く瞬間に近づいていく。
そうしているうちに自分自身が輝く星になって、今度は誰かの目標になるのかもしれません。
そんな想像を膨らませると、夢見て輝こうとした先駆者に憧れを感じるのではないでしょうか。
やがて自分もまた、夢を追いかける事を決意します。
「夢のサイクル」というもう一つのロマンが見えてきそうです。
2番歌詞考察
イントロ3
日に日に変わり続ける景観(ランドスケープ)
完成図を描く
僕も少しずつでも未来を描けていたらいいな
出典: EXPerience Greatness/作詞:Masaya Wada 作曲:KENTZ・FAST LANE・CHRIS HOPE
前に進んでレベルアップすればするほど、見える景色がどんどん変化していく感じでしょうか。
レベルの変化に応じて、完成図もドンドン変化していきます。
その変化に戸惑いつつも、思い描く青写真を少しずつ加筆・修正していって美しい一枚の絵を仕上げるのです。
時には落ち込んだり悩んだりして、未来の絵が不安で真っ黒になることもあります。
それでも、また少しずつ未来を描いていくのが人です。
その繰り返しを朗らかに包み込みつつも、一抹の不安を感じるフレーズですね。