GENERATIONS「空」が映画『兄に愛されすぎて困ってます』の主題歌に！歌詞を紐解く(動画あり)

「空」は、2017年7月にリリースされたGENERATIONS from EXILE TRIBE(通称「GENERATIONS」)の4枚目のアルバム「涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた」の収録曲です。

EXILE TRIBEの一員であり、ダンスグループとしての色が強いGENERATIONSですが、「空」は切なく響く感動のバラードに仕上がっています。

アルバムには他にも「涙」など名バラードが収録されています。「涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた」という詩的なアルバムタイトルにも表れているように、これまでのGENERATIONSやEXILEグループとは一味違う雰囲気を持った作品に仕上がっています。

アルバムはオリコン週間チャートでは2位を記録し、日本レコード協会のゴールドディスク認定も受けました。

「空」は、映画「兄に愛されすぎて困ってます」の主題歌になりました。

人気少女漫画を原作としたこの作品は、自分に思いを寄せる同級生と、同じく自分に恋心を抱いている血の繋がらない兄との間で気持ちが揺れる主人公を描いた切ない青春の物語となっています。

話題の若手女優として人気を集める土屋太凰が主人公の橘せとかを演じたほか、彼女に思いを寄せる兄・橘はるかをGENERATIONSのボーカリスト・片寄涼太が演じたことでも話題になりましたね。

ストレートなラブバラードである「空」は、そんな作品の世界観をより切ないものに彩っています。

「空」のMVは、その曲名を表すような、鮮やかな空の風景が印象的な内容になっています。

メンバーの切なげな表情も合わさって、穏やかで落ち着いた雰囲気が漂う作品です。

アップテンポの派手な楽曲やキラキラしたMVとはまた違ったGENERATIONSの一面が見られますね。

また、「空」はMVだけでなく、「兄に愛されすぎて困ってます」の映画とコラボしたミュージックトレーラーも公開されています。

曲と一緒に映画の中のシーンが描かれるこのトレーラーは、映画と曲がそれぞれの切なさを引き立てあっています。

映画を見た人はそのストーリーを思い出しながらまた感動できますね。また、まだ映画を未見の人にとってはよりその内容が気になるのではないでしょうか。

そんな、見て聴いて楽しめるトレーラーです。

ここからは「空」の歌詞を見ながら、その内容を紐解いていきます。

サビの綺麗で哀しげなメロディが印象的な「空」ですが、歌い出しはそんなサビから始まります。

特別な存在である「君」と広い世界の中で出逢えた奇跡。そんな時に主人公である「僕」の記憶に強く残ったのが、どこまでも広がる「空」だったのでしょう。

曲を通してタイトルでもある「空」とういワードが印象に残る歌詞に乗せて、大切な人への想いが描かれます。