アニメ「BLEACH」のエンディング曲にもなったYUIの「LIFE」
温かい歌詞と胸を打つメロディが大人気なシンガーソングライターのYUI(ゆい)さん。
リリースされたのは2005年の11月ですが、その爽やかなメロディは今でも色褪せない楽曲となっています!
当時のYUIさんは18歳で有望なシンガーソングライターとして注目を集めていた頃でした。
上記の動画は、2012年に撮影されたYUIさんのオフショットを「LIFE」にのせたムービーです。
現在YUIさんは「yui」という名前でバンド「FLOWER FLOWER」のボーカルとして活動されています。
「LIFE」はYUI史上初のアニメタイアップ曲
「LIFE」は大人気アニメ「BLEACH」のエンディング曲として起用されました。
YUIさんの楽曲がアニメにタイアップされたのは、実は「LIFE」が初めてなのです!
実際放映されたエンディングもキャラクターの平和な日常を描かれていますよ。
「LIFE」の柔らかな曲調に合わせた優しい映像です。
その後も「Rolling Star」等YUIさんの曲は「BLEACH」で起用されています。
都会でモガく女性
慣れない環境の中でまだ夢半ば
泥だらけよ 馴染めない都会で
同じように笑えない うつむいて歩いたの
急ぎ足で すれ違う人たち
「夢は叶いましたか?」 アタシまだモガいてる
出典: LIFE/作詞:YUI 作曲:YUI
故郷を離れたのでしょうか、首都圏か大きな都市に上京した女性が主人公です。
4行目にあるように彼女は「夢」を叶えるためにそこにいるのでしょう。
今の生活を始めたばかりなのか、なかなか周りに溶け込めない様子が歌われています。
色々と苦労した結果もう「泥」で汚れてしまった。
ただ、本当に体が泥まみれになったわけではないでしょう。
失敗してつまずいたり、転んだり、なかなかうまくいかなかったり…。
心がボロボロになってしまっている状態を「泥」で表現しているのではないでしょうか。
故郷にいたように笑うことも出来ないままうつむいてとぼとぼと街を歩いています。
街を行き交う人々は急いでいる様子で彼女とすれ違っていきます。
そんな中、どこからか「あなたの夢は叶った?」という問いかけが。
しかし、実際主人公はまだ夢半ばでした。
怖いけれど、未来に向かって歩みたい
子供の頃に戻るよりも 今をうまく生きてみたいよ
怖がりは 生まれつき
出典: LIFE/作詞:YUI 作曲:YUI
社会人になったり新しい環境に身を置いたりすると、辛いことや苦しいことはつきものです。
そうなるとついつい「子供の頃は良かったなあ」とその頃へ戻ってしまいたくなることもあるでしょう。
彼女もそう感じたようですが「昔を懐かしむより今の状況を何とかしたい」と思ったみたいですね。
これからのことは分からなくて怖いとも思う…って、自分は昔から怖がりな子だったのだと。
怖いけれど一歩を踏み出したいのです。
ここへ来たら夢は叶うだろうかと思った
陽の当たる場所に出て 両手を広げてみたなら
あの空 超えてゆけるかな? なんて思ったんだ
出典: LIFE/作詞:YUI 作曲:YUI
1番目のサビです。
色々な人が自分を見てくれる…そんな新しい場所(=都会)に出てみれば、自分の夢が叶うのではないかと思った。
彼女の夢は故郷に隠れているだけでは叶わない夢のようです。
誰かの目に触れるということは、明るみに出ると言えるでしょう。
なりたいものになるために彼女は上京したのですね。