【E-girls/北風と太陽】歌詞&PVを徹底解説！明るく乗り越えて行きたいから…想いを全身で表現！

CDジャケットからは、少しクールな印象をイメージしてしまいますよね。

しかし、実際はとても前向きで明るい歌詞になっています。

「北風と太陽」の童話の中では、人の立場に立って接することを教訓としています。

そういった意味もありますが、歌の中では「太陽のように優しい気持ち」や「前を向いて進む強さ」を伝えています。

北風に吹かれて下を向いているのではなく、太陽のように明るくいようという気持ちがこもっているのです。

エネルギーと笑顔に溢れたE-girlsをイメージしたぴったりの楽曲ですよね！

「北風と太陽」の話を踏まえて、この歌詞をチェックしてみましょう！

ここでの「北風」とは苦難や失敗のことを指すのでしょう。

いわゆる「逆風に立ち向かう」という言葉のように、困難に立ち向かっている様子が浮かびます。

太陽は、温かく見守ってくれる存在、または心を優しくほぐしてくれる存在です。

「陽だまり」とは、元気や優しさをくれる存在だという意味でしょう。

「真冬」とは、冷え込んだ感情のような意味だと思います。

「悲しみ」や「辛さ」などネガティブな思いを連想させます。

そんな下向きな心に元気を与えられる存在になっていたいという歌詞になっています。

Sunny smile in the gray sky とは、「灰色の空に太陽のほほえみを」というような意味です。

The North Wind and the Sunは「北風と太陽」という意味ですね。

「昨日のあなた」とは、失敗したことや意気地なしだったことを指しているのだと思います。

人は失敗したり負けたりすると、悔しくて自分が情けなくなりますよね。

成果を出せなかった自分が許せない時もあります。

そんな感情をなぐさめてくれる歌詞です。

「あなたは頑張ったよ！」と認めてくれているようです。

そして「失敗してもまた次に頑張ればいい」と勇気をくれます。

「お手本は過去にあるわ」とは、今までの努力は無駄ではないということを言っているのだと思います。

これまでの経験や努力は必ず実る時がくる、これからに繋がるという意味なのでしょう。

「荷物」とは「いらないプライドやこだわり」などを指しているのだと思います。

失敗が続いたり、努力が報われなかったりした時、人はなかなかそれを認められないものです。

意地を張って、力尽くで無理に進めようとすることがあります。

プライドが邪魔して、自分の負けを認められなかったりすることもあります。

頑張ったぶんだけ、意地もありプライドもあって仕方ないことです。

だけど、そんなものは潔く捨てることが大切。

身も心も軽くしてポジティブに前進することを教えてくれる歌詞です。

北風に抵抗するように下を向いていては前に進めません。

プライドや意地を捨ててこそ、真の強さがあるはずです。

「溶かしていく」や「晴れ渡る」という言葉から、太陽の暖かさを連想させます。

太陽のように明るく元気な未来へ向かっていく歌詞になっています。

ここでは初めて「あなた」が出てきます。

あなたとは太陽のような存在なのでしょう。

うつむいてネガティブだった心に優しさをくれた人のようです。

自分を愛してくれる人がいるなら前を向けますよね。

心を癒してくれるのは、やはり愛なのでしょう。