【時をかける少女/原田知世】時を超えて愛される一曲がセルフ・リメイクで再び注目が集まる？！歌詞を解釈

原田知世は早い時期からセルフカバーに取り組んでいます。しかもその都度受ける印象が瑞々しく、昔の名前で出ている感じがしないのです。

人間性も音楽性も変わらないけど、退化しているわけではない。むしろ少しずつアプローチを工夫して進化している。「時をかける少女」もそんな一曲です。

原田知世3枚目のシングル「時をかける少女」は1983年4月21日リリース。言うまでもなく同名映画の主題歌でした。

映画デビュー作で主演女優となった原田知世。映画のタイアップ効果で主題歌もチャートを上昇。

現時点では原田知世最大のヒット曲です。

大フィーバーを巻き起こした「時かけ」は、後世に与えた影響も大きく、映画・主題歌ともに繰り返しリメイクされてきました。

映画は3作、テレビドラマは4作、舞台化も漫画化もされています。知名度が高いのは2006年公開のアニメ映画でしょうか。

主題歌も5組がカバーしています。真打ちはやはりユーミンでしょう。

おっと、大事なことを言い忘れていました。「時をかける少女」の作詞作曲はユーミンこと松任谷由実です。

原田知世は「時かけ」の他、「ダンデライオン～遅咲きのたんぽぽ」もユーミンから提供を受けています。当時から相互交流は活発でした。

原田知世自身も「時かけ」のカバーには積極的で、4度に渡ってリメイクを施しています。

初発の7か月後にはミニアルバムでセルフカバー。今回取り上げるのは直近4度目のリメイク。2017年のセルフカバーバージョンです。

なおこれ以外のセルフリメイクの一覧はこちら。