【新垣結衣/heavenly days】歌詞を考察！「恋空」の切なさが反映された内容に涙あふれる

サビが繰り返されるラスト。

お別れの場面を回想している様子です。

1人になって、涙を流しながら過去に縋ってみてももう彼はいない。

2度と会うことはできないし、記憶の中からも少しずつ消えていく。

それでも、懐かしく愛おしい思い出はずっと心の奥底にある。

それを胸に抱いて、彼のいない新しい日々に向かって歩き出していく。

田原美嘉のストーリー後の思いは、きっとそんな穏やかで前向きなものなのでしょう。

heavenly daysの魅力は歌詞やメロディーだけではありません。

歌手としての新垣結衣さんの表現力も、楽曲を引き立てているのです。

heavenly daysのミュージックビデオの映像。

実はほとんどのシーンが、新垣結衣さんの歌っている顔がアップで映しだされているという作りになっています。

普通、そんな構成のミュージックビデオは見ている途中で飽きてしまったりしそうなものです。

しかし、新垣結衣さんの少しづつ変わっていく表情。

真っ直ぐにこちらを見つめていたかと思えば逸らされる視線。

歌詞に合わせて、泣きそうになったり笑みを浮かべたりする様に釘付けになるのです。

（もちろん、純粋にお顔が美しいという点もありますが！）

そしてなんといっても、新垣結衣さんの歌声です。

彼女はずば抜けて歌唱力が高いとか、声量があるわけではありません。

しかし、繊細で心に優しく馴染んでくるような歌声なのです。

丁寧に丁寧に、一つ一つの言葉を歌い上げてくれる。

歌詞に溢れんばかりの気持ちをのせてくれる。

新垣結衣さんが歌うからこそ、こんなにも切なくて愛おしくてあたたかい曲になるのでしょう。

heavenly days以外にも、新垣結衣さんはいくつもの楽曲を歌っていて、アルバムも出しています。

その中のいくつかをピックアップしてみましょう。

コブクロの「赤い糸」のカバーです。

相手を想う純粋でひたむきな気持ちが綴られた歌詞。

ゆったりと心に染み込んでくるメロディに胸が苦しくなるような曲です。

そんな原曲の雰囲気を大切にしながらしっとりと歌い上げる新垣結衣さんのカバー。

原曲とはまた違った魅力を引き出しています。

アニメ「昆虫物語みつばちハッチ～勇気のメロディ～」の主題歌ともなった曲です。

アニメのストーリーに沿った、ひたむきで前向きな歌詞。

柔らかく爽快感のあるメロディ。

そして、新垣結衣さんの澄み切った歌声が心にすっと入ってきます。

思い出を忘れていくことをただ悲しむのではなく、大切にしまって新たな一歩を踏み出す。

そんなあたたかい曲、「heavenly days」。

そしてそれを優しく、しかし力強く歌い上げる新垣結衣さん。

何か辛いことや悲しいことがあった時。

大切な何かを無くした時、思い出を失うが怖い時に聴いてほしい曲です。

懐かしの名曲、もう一度聴きたくなったのではないでしょうか。

歌詞の意味を噛み締めて、新垣結衣さんの歌声に酔いしれてみてください。

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昔よく聴いていた曲や、あの頃はピンと来なかった曲など…。

今また聴いてみると当時とは違う気づきがあるかもしれません。