生きづらい理由は、主人公は特別な能力がないからだと考察できます。
今まで他人を小馬鹿にするような言動をしていた主人公。
しかし、主人公自体も実力不足なのでしょう。
主人公が目標を叶えることは、不可能だと感じます。
そのことで、劣等感を感じている様子です。
テンションも上がらないのでしょう。
しんどい
ウザった キライだ もうイヤイヤイヤってNO! 嗚呼イヤイヤって もう嗚呼イヤイヤ ぱぱーん
ウザった 限界だ もうイヤイヤイヤってNO! 嗚呼イヤイヤって 咆哮「ア ア ア アウ!」
出典: メンタルチェンソー/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア
主人公は、生きることが限界だと解釈可能です。
自分も、自分の周りも全てが嫌だと感じているのでしょう。
主人公は最後に大声で叫んでいます。
相当ストレスが溜まっているのではないでしょうか。
ただ主人公の叫びは、周りには伝わっていません。
相手にもされていないのでしょう。
叫び続けてストレスを解消することも、主人公には限界が訪れているのかもしれません。
やけくそに
無理に笑顔に
↓ダ↓ダ↓ダダ↓DOWN↓ 吐き捨てんだ
↓ダ↓ダ↓ダダ↓DOWN↓ 笑えもっと
↓ダ↓ダ↓ダダ↓DOWN↓ 奈落上等
↓ダ↓ダ↓ダダ↓DOWN↓ は?
出典: メンタルチェンソー/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア
再び、テンションが下がる主人公。
聞き手を無理に笑わそうとしています。
さらにどん底の状態でも、立ち向かおうとしている気持ちもある様子です。
ただ4行目の歌詞から、自分がどん底の状態だとは認めたくないのでしょう。
言葉遣いも荒くなり、辛い気持ちが増しているのではないでしょうか。
主人公の痛々しい気持ちが伝わってきます。
この気持ちを捨てることが可能であれば、どれほど楽になるかと感じているのでしょう。
しかし信念を曲げられない主人公。
主人公は、どん底に落ちていくしかないのかもしれません。
退屈
は? なんつー外傷 翌日炎症 くっだらない脳髄ごと返上 無様 氾濫ショー
は? もう丸腰? 傷心者「シーッ!」 (笑)(笑)(笑) つまんないな?
出典: メンタルチェンソー/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア
この部分は、大きい怪我をした訳ではないと考察します。
どちらかというと、精神的なダメージを受けたのではないかと感じました。
心身に怪我をした人は、聞き手だと解釈可能です。
怪我をした理由は、主人公の夢にも関係してくるのではないでしょうか。
主人公と聞き手は同じ仕事をしていて、聞き手が失敗をしてしまったと考えられます。
その結果、主人公は夢の実現からまた遠のいたのかもしれません。
少しだけ怪我をした聞き手に対して、主人公は上から目線で話しています。
主人公は、へまをした聞き手にうんざりしているのでしょう。
退屈にも思っている様子です。
しかし主人公自体も、実力がないのでしょう。
人事にも関係していないと考察します。
離れたいと考えていても、聞き手とは離れられません。
主人公はストレスを聞き手にぶつけているといえるでしょう。
消耗した心
頑張れない
↓ダ↓ダ↓ダダ↓DOWN↓ 擦り切れて
↓ダ↓ダ↓ダダ↓DOWN↓ 生きづらいな
↓ダ↓ダ↓ダダ↓DOWN↓ 明日もずっと
どう頑張っても三振です ぱぱーん
出典: メンタルチェンソー/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア
1行目は、精神がストレスだらけだと解釈できます。
努力も空しく、主人公は空回りしているのでしょう。
生きることが辛くなって、張り詰めていた糸が切れそうな状態です。
能力があって認められれば、主人公が望む生活ができるかもしれません。
しかし、この毎日は永劫に続きそうです。
4行目から主人公の少しの明るさも感じられるものの、主人公を待っているのは辛い現実です。