楽曲について

KEYTALK【サンライズ】歌詞の意味を考察!太陽の光が導くものは何?君がすべき生き方を読み解くの画像

KEYTALK楽曲『サンライズ』。

彼ららしい熱くどこまでも前向きな歌詞と、体を揺らしたくなるようなメロディーが魅力的です。

2020年6月10日にYouTubeで公開されたMVは、ファンの盛り上がりを見せるコメントで溢れています。

そして、モバイルゲーム『実況パワフルプロ野球』のタイアップ曲としても起用。

チーム一丸となって前向きに立ち向かっていくパワプロの世界観にも忠実にマッチしています。

着実にその太陽のような輝きでファンを増やし続けている彼ら。

そんな順風満帆の中に繰り出された楽曲『サンライズ』にはどのような想いが込められているのでしょうか。

ひたすらに背中を押される

戻れない過去

ありふれた僕らの毎日照りつく太陽の下に
あくびばかり漏らした記憶がある

出典: サンライズ/作詞:寺中友将 作曲:寺中友将

ここで述べられているのは、過去の怠慢への後悔です。

何をするのにもうってつけといえるほどの陽気で平和な日々。

その中で、ただ時間を浪費しながら何も成し遂げてこなかった自分を描いています。

そして、時間が経った今、目の前に聳える壁に「あの時頑張っていれば...」という悔やみが募る。

何かを始めることも、何かを続けることにもそれなりの覚悟勇気が必要になります。

ただ思い立って行動を開始しても、すぐにその速度は落ちていきます。

本質

ウダウダなかなか始まらない
なんだかんだ言っても始まらない
何もかも自分次第

出典: サンライズ/作詞:寺中友将 作曲:寺中友将

そんな憂い後悔も、全て吹き飛ばしてくれるのがKEYTALK

ここでは、そんなネガティブな想いを振り払ってただ前を向けといっています。

しかし、これは決して投げやりになっているわけではありません。

戻れない過去を想うことの非効率さと、その時間がまた無駄になっていくこと。

それらを考慮すれば、もう覚悟を決めて動き始めるしかないのです。

歌詞3行目に書かれてあるように、全ては自分がどう行動するか。

誰になんと言われようとも、自分が動かなければ何も変化は起こりません。

まさに日々を生き抜いている私たちにも突き刺さる、非常に的を得ている歌詞だと解釈します。

何を理由にしても全て逃げていると同義。

自分の力と意思で、過去の後悔を振り払えるように未来を描いていこうといっているのです。

これぞKEYTALK節

戻る場所

サンライズいつだって君の心に太陽を
サンライズ誰だってもがいて悩んで
君がその手を差し伸べれば
いつだって何処だって支えになってあげたいから

出典: サンライズ/作詞:寺中友将 作曲:寺中友将

ここまで歌詞に包容力説得力があるアーティストはいないのではないでしょうか。

それだけKEYTALKは私たちを前向きにさせたい肯定したいと想い続けてきたのです。

憂いを微塵も感じさせない彼らのパフォーマンスは圧巻そのもの。

サビのフレーズでも、「後ろを向きたくなったらこの曲に戻っておいで」といっているのです。

背中を押し出してくれただけでは無く、ずっと場所を変えることなく待ち続けてくれている彼ら。

人間に存在するネガティブ感情を理解した上で、出来る限りのポジティブなアプローチをかけてくれます。

決して順風満帆なバンド人生ではなかったであろうKEYTALK。

その自分たちのバックグラウンドを内包しているからこそ、歌詞に対する重みもまた格別です。

眩しいほどに

もっともっと未来へ ずっとずっと向こうへ
繋がるんだ輝く太陽の歌
もっともっと未来へ きっときっと誰かへ
繋げていけ光射す方へ進もう

出典: サンライズ/作詞:寺中友将 作曲:寺中友将