母親の離婚・再婚等もあり、小学生時代は日吉付近、中学生時代は横浜ドリームランド付近と、横浜市内を転々と引っ越して過ごす。本牧から日吉へ引っ越した時に幼稚園に入園。ある園児の父親が乗ってきたプリンススカイライン2000GTに魅せられる。同じクラスの女の子がコンテッサ1300クーペで送迎されており、ある時その子の母親にその車で友達数人とこどもの国へ遊びに連れて行ってもらったのが嬉しかったらしい
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/横山剣
横山剣のウィキペディアを見てみるとドラマの二人のモデルのように思えます。
横山剣が成人する前に、両親は離婚。
転々と引っ越しを繰り返し、子ども時代を過ごしました。
しかし、幼いころからすでに「カッコ良さ」に敏感な子供だったようです。
プレイボーイの定義を刷り込まれた子ども時代
幼少期からジャズやボサノヴァなどの音楽に親しむ一方で、5代目三遊亭圓楽が語るアルバム『円楽のプレイボーイ講座12章(演奏:前田憲男とプレイボーイズ)』に多大な影響を受ける。5歳の時に本牧でアメリカ人が乗るアイボリーのマスタングに衝撃を受ける。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/横山剣
横山剣は小学生の時に【円楽のプレイボーイ講座 12章】に出会います。
その時には、全て内容を暗記して、語っていたそうです。
語って人に聞かせるという楽しみを見出していたのでしょう。
そして、ちょい悪オヤジ風のイメージは、子供時代にガッツリと刷り込まれたようです。
競い、争う男の世界で「人を信じる」物語
ドラマでは、男社会の理不尽さを織り込みながら人の人情をコミカルに描いています。
若さゆえの過ちや、至らなさ、困難から逃げてしまう弱さ。
そういう、弱点を抱えている不器用な人間をみると、人は応援したくなるものです。
器用に生きられない男二人を、苦笑いしながら見守っている、昔若かった男たちがいます。
人が、人を信じる。
歌でもドラマでも、それがテーマになっているように思えます。
クレイジーケンバンドの横山剣が歌う、男の孤独感と願い
この歌の中では、和田アキ子をイメージさせる「ハッ」という掛け声が入っています。
横山剣は最初から和田アキ子に歌って欲しいと思ってこの曲を作りました。
「タイガー&ドラゴン」は2002年にリリースされています。
その翌年の2003年には和田アキ子がアルバムの中でこの歌をカバーしています。
二人の「タイガー&ドラゴン」を聞き比べると、面白い感覚になりました。
男性の横山剣の歌の方は、繊細でどこか色気が感じられます。
対して、女性の和田アキ子のほうが、むしろ男らしさや勢いを感じるのです。
和田アキ子が歌う、男よりも男らしい「タイガー&ドラゴン」
この歌はまるで最初から和田アキ子の歌のように感じるのは何故でしょう?
曲調が、和田アキ子の歌の「古い日記」をモチーフにしている感じがします。
誰もがイメージする和田アキ子=「ハッ!」という掛け声。
その「ハッ!」という掛け声が入っている歌が「古い日記」なのです。
「古い日記」では、女性が、愛し合っていた恋人との過去を回想。
彼女は、もう別れてしまった恋をちょっと切なく思い返しています。
「タイガー&ドラゴン」では男が過去を回想しながらの「今」を描写。
こちらは二人の関係を今から再出発させようとしています。
二つの歌に共通して出てくる『あの頃』という言葉。
けれども、そのニュアンスは全く真逆の展開のキーワードとなっています。
横山剣プロデュースで出来たアルバム「ルンバでブンブン」
元々この曲はボーカルである横山剣が「和田アキ子さんに歌って欲しい」という思いで作曲し、シングルとして発売した際にはあたかも和田が歌っているかようにレコーディングされた。その後、本当に和田も横山のプロデュースでこの歌を歌うことになった(2003年6月11日発売のシングル「ルンバでブンブン」に収録)。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/タイガー&ドラゴン (曲)
横山剣の念願が叶って「タイガー&ドラゴン」を和田アキ子が歌います。
そのカバー曲を含む和田アキ子のアルバムを横山剣がプロデュース。
それが「ルンバでブンブン」です。
タイトルになっている「ルンバでブンブン」の歌は、男の子を持つトラック運転手の母親の歌。
なんだか和んでしまう、曲調と歌詞です。