AAAの末吉秀太とDA PUMPのISSAがコラボ
この2人が歌う意味とは
「Over “Quartzer”」は、スペシャルユニット・Shuta Sueyoshi feat. ISSAが歌う楽曲です。
Shuta SueyoshiはAAAの末吉秀太がソロアーティストとして活動するときの名義。
そしてフューチャリングしているISSAはDA PUMPのボーカルとしておなじみのあのISSAです。
ともにavex所属のアーティストですが、なぜこの2人がタッグを組むことになったのでしょうか?
実はこの楽曲のタイアップに秘密があります。
「OVER “Quartzer”」は2018年スタートの"平成最後の仮面ライダー"「仮面ライダージオウ」の主題歌。
後ほど少し作品のご紹介をしますが、いわばこの作品は平成仮面ライダーの集大成なんですね。
そして、ここで2人の過去の楽曲を振り返ってみると……。
末吉秀太はAAAとして(名義はAAA DEN-O Form)「仮面ライダー電王」の主題歌「Climax Jump」を担当。
ISSAは初のソロシングル「Justiφ's」が「仮面ライダー555」の主題歌に起用されています。
過去に主題歌を歌った2人が、平成最後の仮面ライダーの主題歌を歌っているんですね。
集大成にふさわしいタッグではないでしょうか。
「仮面ライダージオウ」主題歌
歌詞に欠かせない!「仮面ライダージオウ」ってどんな作品?
仮面ライダーシリーズの主題歌には、作品に関わる重要なメッセージが込められています。
歌詞を読み解くためにも、まずは「仮面ライダージオウ」の基本設定について簡単にご紹介していきます。
平成仮面ライダーシリーズの20作品記念作品。(中略)時計をモチーフとした本作品では、主人公のジオウをはじめとする仮面ライダーたちも時空を巡って戦う「タイムトラベルライダー」として位置付けられている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/仮面ライダージオウ
つまり、今作では"時間"というものが大きなキーワードとなっているんですね。
さらに、歌詞にも関わってくるあらすじについて見てみましょう。
ソウゴは、50年後の自分が時の王者オーマジオウとして西暦2068年の世界を支配することを知るが、「最低最悪の魔王」ではなく、世界を良くする「最高最善の魔王」になることを宣言し、仮面ライダージオウへと変身。歴史改変を企てるタイムジャッカーが生み出したアナザーライダーとの戦いに身を投じる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/仮面ライダージオウ
ソウゴというのは主人公であり、同時に未来で世界を絶望に叩き落とす張本人でもあります。
過去の平成仮面ライダーたちの世界にタイムワープしながら、最悪の未来をどう変えていくのか。
それが2018年9月から1年かけて描かれていきます。
動画でチェック
歴代平成ライダーが登場
「仮面ライダージオウ」初回放送日に解禁された公式動画です。
歴代の平成仮面ライダーたちが次々と登場するまさに集大成といった動画に仕上がっています。
今回公開されたMVでは歌っているふたりは一切出てきません。
そのあたりからも、この楽曲が「仮面ライダージオウ」のための楽曲であることがうかがえますね。