サビ部分は全員で歌唱していますが、声の低い丸山くん、大倉くんの仲良しコンビは下ハモを担当しています。

次のパートでは安田くんの上ハモも加わり、音に広がりが生まれていますね。

【倉】
何処となく屁理屈めいた世界のモノサシだが
どれだけの人が豊かだと言ってるかな?

【錦・倉】
「ぼちぼち」を奪い合うような争いに巻き込まれ
ニンマリと笑った それは皮肉になんのかい?

出典: へそ曲がり/作詞:TAKESHI 作曲:TAKESHI

一番のAメロは大倉くん担当です。低音ボイスがいいですね。大倉くんはバリトンボイスもいいですが、少し甘い声も出せるのでアイドルらしさもあって素敵な声です。

次のパートでは錦戸くんも加わり、イケボの二人が歌っています。

パート同士の掛け合いがいい

【渋・(上ハモ)安】
はらり

【横・村・丸】
雨降る真下

【渋・(上ハモ)安】
はらり

【横・村・丸】
散らす花びら

【渋】
...本音じゃ怖くて仕方ねぇ

出典: へそ曲がり/作詞:TAKESHI 作曲:TAKESHI

サビ前の部分はすばるくんがメインを張っています。やっぱり存在感がありますね。関ジャニ∞を支える声の持ち主だと思います。

突き抜けるような声がかっこいいです。すばるくんパートと横山くん、村上くん、丸山くんパートとの掛け合いもいいですね。

強がっていても本音は怖い、というところが素直じゃなくていいですね。すばるくんの力強い歌声とマッチしています。

【全員・(下ハモ)丸・倉】
へそ曲がり辛抱抱えて誰もが泣いている
泥だらけって分かっても踏んだ水たまり
大切なもんを守って心削ってゆく

【全員・(上ハモ)安・(下ハモ)丸・倉】
泣き笑い笑い泣き情熱を詰め込んで


【丸・安・(下ハモ)倉】
低気圧に流れたって ただ希望が眩しくって

【渋・錦・(下ハモ)丸・倉】
確信のベクトルは 遠回りしても明日へとつながるSoul

出典: へそ曲がり/作詞:TAKESHI 作曲:TAKESHI

サビは冒頭と同じように、丸山くん、大倉くんが下ハモ、安田くんが上ハモを担当しています。

「低気圧に~」の部分は逆境に負けない強さを気象関係の言葉を使って表現しているところが面白いですね。ドラマとリンクしていて素敵です。

【村・倉】
「自分は人と違う」って冷めた目をしてみても
実際はどうなんだ 燻っただけじゃないか?

【横・錦】
のらり

【村・丸】
風吹く空に

【横・錦】
くらり

【村・丸】
微かなメロディー

【横・錦】
...弱音を吐きたくないだけ

出典: へそ曲がり/作詞:TAKESHI 作曲:TAKESHI

二番のAメロは大倉くんと村上くんです。一番では大倉くんのソロパートでしたから、また違った印象になっていますね。

パート同士の掛け合いの部分は、今度は錦戸くんと横山くん、村上くんと丸山くんという組み合わせに変わっています。

世の中を冷めた目で見ていながら、本当は弱音を吐くのが嫌なだけ。かっこつけても強がっても、かっこ悪い自分に気づいてしまうという苦さが歌われています。

【全員・(下ハモ)丸・倉】
へそ曲がり衝動抑えて疲れた顔すんな
大人になったって理想は無邪気の塊
挫折に絆創膏貼って平気なフリしてく
タフなのかガキなのか憧れにときめいて

出典: へそ曲がり/作詞:TAKESHI 作曲:TAKESHI

二番のサビでは、安田くんの上ハモはなく、丸山くんと大倉くんの下ハモのみになっています。これはこれで力強くていいですね。

挫折に絆創膏を貼るという表現が子供っぽくてなんだかいいですね。傷だらけでもそれを隠し、強がりながら前に突き進む。まさに「へそ曲がり」の根性です。

【丸】
恥晒す生き方 どうしようもなく美しい

【丸・(上ハモ)安】
振りかざす常識より 自分流で行っちまえよ

出典: へそ曲がり/作詞:TAKESHI 作曲:TAKESHI

ここは丸山くんの声がいいですね。丸山くんは曲によって声色が変わるので聴いていて楽しいです。結経表現力は高いんじゃないかと思っていますよ。

ここでも、安田くんの安定した上ハモが効いていますね。

恥を晒す生き方がかっこ悪いのではなく美しいというところが素敵ですね。かっこつけるんじゃなく、自分に正直に、自分流で行こうぜ、というメッセージです。

【渋】
立ちはだかる困難に 光れヒューマンストーリー

【錦・(下ハモ)倉】
時代とかじゃないだろう 変わらず突っ込んでけ

出典: へそ曲がり/作詞:TAKESHI 作曲:TAKESHI

再び歌い出しの部分が登場します。すばるくんのソロパートは圧巻ですね。「へそ曲がり」という曲で歌われている決意や覚悟のようなものを強烈に感じます。

メッセージ性の高い歌詞は、すばるくんの突き抜けるような声にぴったり合っていますね。

「へそ曲がり」という生き方

【全員・(下ハモ)丸・倉】
へそ曲がり根性讃えて君に歌っている
与えられた成功なんて要らんと強がり
夢ばかり天井叩いて地面を這ってゆく

【全員・(上ハモ)安・(下ハモ)倉】
その腹に汚れなき欲望をしのばせて

【横・村・丸】かませ!! Are You Gonna Go My Way
【渋・錦・(下ハモ)倉】絶望にへそ曲げて

出典: へそ曲がり/作詞:TAKESHI 作曲:TAKESHI

ラストのサビでは、下ハモが大倉くんだけになっています。最後のパートでも大倉くんの下ハモが大活躍ですね。

絶望にへそを曲げるというのは最高の前向き発言だと思います。

へそ曲がりというのは関わる上では面倒臭がられますが、絶望にへそを曲げるということは絶対にへこたれないということですからね。

ひねくれつつも前向きな歌