ストレートなメッセージの歌詞を解釈
さぁ かけがえのない「現在」が過去にかわる
試されている 一秒
心決めた未来へ喰らいつけ 今
Lightning in your eyes
そう 激しく求めるほどに未来は輝くから
覚悟を決めたならこの手をとって
飛び出そう
出典: LIGHTNING/作曲:葉月 作詞:葉月
明日死ぬかも知れない・・・ならやっちゃえよ!
ロックに限らず、最近の流行する音楽の歌詞はストーリー性があって、流れを解釈した上でサビのメッセージを読み取るという傾向です。
それに対し、「Lightning」の歌詞は解釈の必要がないほどストレートなメッセージです。
いつまでも同じようで、時間は進んでいる。
今、追いかけている夢や目標へ向かっての努力は、きっと未来を明るくさせる!一緒にやろうぜ!
聴いているリスナーと共に"自分たちも挑戦していく"から。という気持ちを感じます。
人は儚きもの 生まれては消えて
ろくな意味も残せない
let go of all regret right here
and come alive again
Lightning in your eyes
そう いつかは死にゆくのに時間はまるで足りない
覚悟を決めたならこの手をとって
飛び出そう
Lightning is alive
そう 激しく求めるほどに未来は輝くから
明日を変えたけりゃ今しかないよ
夜明けは待つものじゃない
出典: LIGHTNING/作曲:葉月 作詞:葉月
let go of~の英詩の部分は「全ての後悔はここに捨てて、もう一度生き返る」と言っています。
葉月さん自体も"バンドで食っていく"と決めたら、すぐに高校を辞めたほど。
すぐにデビューではなく、バンドのローディという機材運びやセッティングなどサポートする立場から努力して、lynch.を結成しました。
そして今もlynch.という答えを追い続けている生き方、まさに"稲妻"のように激しく駆け抜けています。
ブリッジ部分の英詩を和訳
In a second of a dying day
someone somewhere found their way
with a senseless single word
the one I care for I have wound
I lost a lot but finally found
the one and only will in hand
It’s time for us to set away
just now It’s not too late
出典: LIGHTNING/作曲:葉月 作詞:葉月
死に至る一日のうちに 誰かがどこかにやってきた
無意味な一言で 自分が気にするものは自分が傷ついている
自分は多くを失ったが、ついに見つけた 唯一の意志は手の中にある
自分たちが去る時が来た 今すぐなら遅くはない
変えようとしたけど、変わらなかった強いメッセージ
Lightning in your eyes
さぁ 撃ち抜け 誰でもなく許せない自分自身を
覚悟を決めたなら狙いをさだめ ブチ抜こう
Lightning is alive
そう 激しく求めるほどに未来は輝くから
明日を変えたけりゃ今しかないよ
いのちの翼かかげて
Lightning in your life
出典: LIGHTNING/作曲:葉月 作詞:葉月
ファンを驚かせる以前に、ストレートすぎる歌詞は何度も変えようとしたそうです。
ですが、その伝えたい意志や気持ちが強かったようで、結果として残ったのがこの「Lightning」の歌詞。
そしてラストのサビに例の「TRIGGER」につながる"撃ち抜け"というフレーズがあります。
でも、よくここから「TRIGGER」の歌詞との共通性がわかりましたよね、ファンの理解が凄いです。
収録アルバム『10th ANNIVERSARY 2004-2014 THE BEST』
シングル「LIGHTNING」は長い間アルバム収録はありませんでしたが、バンド結成10周年を記念してリリースされた2枚組ベストに収録されました。
2015年にリリースされた『10th ANNIVERSARY 2004-2014 THE BEST』!
バンド結成からの10年間が詰め込まれた全36曲はメンバー自らが選曲してインディーズ時代の楽曲は再録、リミックスされています。
lynch.に興味をもったら絶対おすすめの1枚です!