もう就活かぁ……
本音を言っちゃえば もうちょっと遊んでたかった…
でも気を抜いてたら 皆に先超されちゃうし
そういやなんか面接って よくあるオーディションみたいだ
自分を思いっきりアピらなきゃ 不採用じゃ痛いよ
出典: 就活センセーション/作曲:中島卓偉 作詞:中島卓偉
就活は解禁日が決まっているので、スタートが遅れればそれだけ不利になったりもします。
そのため、嫌でも始めざるを得ないんですよね。
「もっと遊んでいたかった」という本心とのギャップが切なくてリアルです。
就活って、いずれやらなきゃいけないとわかってはいても、大学3年生くらいまではどこか他人事ですよね。
いざ直面すると今までたくさん遊んだはずなのに「もっとああしておけばよかったな〜」と後悔したり。
それでも、「内定だけは取らなきゃ」と一応気持ちを切り替えて、就活生の1人として頑張るんです。
そんなところまでひっくるめて、この歌詞の主人公は一般的な就活生という感じですね。
辛くても夢を捨てるな
さぁ 本気出そう ウチら就活生 こんな時代こそ 夢を捨てちゃダセえ
明日の日本の光照らし出せ そりゃそんなトントン拍子にいくわけないって
わかっちゃいるんだけど
出典: 就活センセーション/作曲:中島卓偉 作詞:中島卓偉
終身雇用が崩れて、働き方が目に見えて変わってきた最近の日本。
色んな問題も多く、老後の生活も心配になります。
そんな中で夢なんて言っている場合なのか……?
そう悩む就活生も多いことでしょう。
「不安に思うかもしれないが、そんな状況だからこそ夢を捨てずに頑張れ!」
という熱いメッセージを送ってくれる大人もまだまだいるということを忘れないでくださいね。
世の中がどんな状況でも、自分を信じて夢を諦めなければ卓偉さんのように輝くことだってできます。
「トントン拍子にいくわけない」ですが、諦めず準備万端で構えていれば、いずれ評価される時が来ます。
って…何様だ?
やりたいことやれて 残業とかもなくて
有給も多めで っつーか自分何様だ?
気付けばすぐに楽な方へ なびいちゃうのが悪い癖
「残業」って響きはなんか「追試」と似てんだよな
出典: 就活センセーション/作曲:中島卓偉 作詞:中島卓偉
労働基準法を遵守する動きや、働き方に関する意識が向上している昨今。
残業を規定内に納め、有給を取るのは権利として当たり前のことです。
しかし、もちろんここの歌詞では「ブラックに耐えろ」と言いたいわけではありません。
「まだ何もできない就活生なのに条件ばかりつけて何様だ?」
という、法や会社のルール以外の部分でのちょっとした疑問を織り交ぜているのです。
当事者でも第三者でもふとした瞬間にこう我に返ることがあるかもしれません。
もちろん条件で選ぶのは労働者の権利です。
ただ、おそらくこの主人公は今までも楽な方になびきがちだったみたいです。
そんな自らの性質をわかっているからこそ「よく考えろ」と自分を律しているように感じます。
センセーションを起こそう!
学生気分が抜け切れてないんじゃまずいし
社会の荒波ってのを泳いで行かなきゃなんないし
だけどやるからには勝ち戦で なんなら歴史変えちまうくらいの
センセーションを起こそう!
出典: 就活センセーション/作曲:中島卓偉 作詞:中島卓偉
今までの歌詞からもそうですが、本当に一般的な就活生という感じですよね。
一応前を向いて、社会に適応しようとしている。
悩みながらも真面目に頑張ろうとしている姿が微笑ましいです。
でも、やるなら「無難に」じゃなく「センセーションを起こそう!」と最後にありますよね。
これはきっと卓偉さんからのエールです。
純粋に「その方が面白いだろ!?」という気持ちで背中を押してくれている感じがします。
苦労しながらも音楽で面白いことをたくさんしてきた彼らしいエールですね。
有言実行で!
さぁ 掴み取ろう ウチら就活生 未知なる空へ 翼羽ばたかせ
明日の日本の希望を映し出せ もちろん有言実行で
出典: 就活センセーション/作曲:中島卓偉 作詞:中島卓偉
夢でも面接で言ったことでも何でも「有言実行」しよう。
そんな前向きで力のある歌詞です。
今までの常識なんか塗り替えろ!
さぁ 本気出そう ウチら就活生 こんな時代こそ 夢を捨てちゃダセえ
明日の日本の光照らし出せ これからの未来はウチらにかかってるはずさ
巻き起こそう センセーション!
塗り替えよう センセーション!
出典: 就活センセーション/作曲:中島卓偉 作詞:中島卓偉