小倉唯とは?
2009年に「夢色パティシエール」に声優として出演後、数々のアニメキャラを担当し、声優界を支える若きホープです。
そんな小倉唯さんは歌手活動も精力的に展開中で、2012年に1stシングル、2015年には1stアルバムをリリース、その後も順調にリリースを重ね2018年3月14日に自身8枚目となるシングル「白く咲く花」をリリースしました。
こちらのシングルは「卒業をテーマ」に作られており、発売日も卒業シーズンということから、小倉唯さんの「卒業にかける想い」がひしひしと伝わってきます。
ずっとふたりでPV大公開!キュートな衣装と振り付けにも注目!
見事なまでの身のこなし!その理由は?!
弾けてしまいそうなほどのポップサウンド、卒業までの3年間があっという間と思わせる勢いのある曲に仕上がっています。
PVではピンクのキュートなアイドル衣装に身を包んだ小倉唯さんがステージの上で踊りながら歌うライブスタイルのPVです。
ダンスに見とれてしまっては歌を聞き逃してしまいそうになるほどの身のこなし。
それもそのはずです。
小倉唯さんはクラシックバレエ、ジャズダンス、タップダンスを特技としており、PSP用ソフト「初音ミク~Project DIVA~」の初音ミクのモーションを担当したこともあります。
ではずっとふたりでの歌詞に注目してみましょう。
「卒業したってすぐ会いにいくよ」
僕の一言に笑顔でうなずく
しばらく一緒に過ごせないけど
誰よりも心は繋がっているから
出典: ずっとふたりで/作詞:遠藤直弥 作曲:遠藤直弥
という言葉で始まるこの曲。卒業を控えた恋人同士が交わした言葉なのが伺えますね。
卒業後は離れ離れになってしまう。
それは10代の恋愛にとっては乗り越えねばならない試練です。
「心は繋がっている」そう信じて会いに行くまで待ってて欲しいという思いが伝わってきますね。
くじけそうな日も君を思うと
嬉しくなってどんな瞬間も輝く
出典: ずっとふたりで/作詞:遠藤直弥 作曲:遠藤直弥
離れ離れになって苦しい時ほど愛しい人に会いたくなるものです。
ですがこの曲の主人公は自分から「会いに行く」と告げています。
では苦しい時はどうするのでしょうか?「君を思うと」という歌詞から推察するに離れ離れになった恋人を迎えに行ったときの喜ぶ顔が目に浮かんでいるんだと思います。
そんな笑顔を思い出したら苦しさも忘れて苦しい感情すら輝いてしまう、それほど想っているというのが伝わってきますね。
どこだって会いにいく
どんな日も大丈夫
会えない時間が増えるほど気持ちは募ってく
どこだって会いにいく
今度帰るとき
大事な瞬間刻み付けたい ずっと好きだよ
出典: ずっとふたりで/作詞:遠藤直弥 作曲:遠藤直弥
離れ離れになった恋人を想う気持ちが全面に表れています!
サビに差し掛かるとどれほど会いたいのか、どれほど大切に想っているのかというのを全面に押し出した歌詞になっていますね。
会えない時間というのは恋を育むものです。
この曲中の二人もきっと会えない間に色々なことを経験しながら、会えた時のことを考えたんでしょうね。
「卒業をきっかけに離れ離れ」という話は学生の恋愛にはよくありますが、この曲を聴いたら離れ離れでも頑張れそうな、そんな気持ちにさせてくれる気がします。
同収録曲「白く咲く花」もチェック!
白ドレスで踊る姿はまるで森の精霊のようでした!
こちらの曲は疾走感あるポップスナンバーとなっており、「卒業」がテーマということもあり、制服姿での小倉唯さんも登場しています。
森の中では白いドレスに身を包みまるで森の精霊のように可憐に舞う姿が観れたりなど、見どころ満点なPVとなっています。
この曲を聴いて白く咲く花というタイトルと卒業というテーマから推察すると、この曲はこれから夢を叶えるために羽ばたく、これから夢に向かっての人生が始まると言ったような、前向きな気持ちになれる曲です。
本音を曲げて 嘘ついて 得る正解って何だ?
本当に"欲しい" ただ"したい"ことに生きていたいんだ
一途さを武器に 摘まれぬ芽になれ
涙さえも 花や実を育てるちからに
向かい風に発て今 気高く
出典: 白く咲く花/作詞:大森祥子 作曲:俊龍
正直に生きることは悪いことじゃないと教えてくれてる気がしました!
というサビから感じ取れるのは、自分の本当の気持ちには正直に生きていいんだよ。
と教えてくれているように思います。
例えば学生だと進路を決めないといけません。
本当はやりたい夢があるのに、世間が夢を追いかけることを許さない場合はたくさんあります。
そこに対して、世間体を気にして本音を隠すのか?それで本当に後悔しないのか?と問いかけてくれています。
人生というのはやりたいことに対しては、ほぼ向かい風の上り坂だと筆者は考えます。
そんな大変でキツイ道でもやりたいことなら挑む価値はあるんだよと、この曲を通じて小倉唯さんは伝えてくれているような気がします。