【go!go!vanillas/バイリンガール】メジャー1stシングル曲！歌詞の意味をフル解釈！

失恋に落ち込んでいる主人公。

彼の世界から自分が消失してしまったことを嘆いています。

彼のカワイイ彼女でいようとお料理もメイクも頑張ってたのに彼の心は離れてしまいました。

部屋の壁には彼と撮った写真がたくさん貼られています。

あんなに楽しかったのに。これまでの人生で一番幸せだったのに……。

今はまるで地獄に突き落とされたみたいに感じます。

最初はちょっとした言い合いでした。

あのときすぐに「ごめんね」と言っていたら今が違っていたでしょうか。

もしも時間が戻るなら、意地を張らずに素直な気持ちを話すのに。

彼女は後悔の渦のど真ん中にいるようです。

一緒にいるだけで楽しくてそれだけで幸せだった彼女の恋。

それはもう泡となって消えてしまいました。

「泡」に表現されているのでしゃぼん玉のようなイメージも浮かびますね。

キラキラとそこに確かにいたのに、ぱちんと弾けて無くなってしまう……。

彼女はどうすれば良かったのか、これからどうすれば良いか分からないまま。

また「恋のスタートライン」に立たされています。

心が泣いていることを「土砂降り」と表現しているのでしょうか。

強がりかもしれませんが彼女は「今にみてろ」と顔を上げようとしています。

「お前のお前の替え」とはどういう意味なのか？

「急に別れるって言うなら新しい人紹介するくらいしなさいよ！」ということ？

でもきっと、これも強がりですよね。

本当は「替え」なんていらないし、誰も彼の代わりにならないのは彼女が一番分かっているのです。

BメロはMVに入っていないので歌詞は割愛していますが、彼女は新しい恋を見つけました。

それも、「運命の恋？」と思うほど劇的な出会いです。

気になるカレに彼女は熱心にアピールをします。

とにかく彼の視界に入るように。覚えてもらえるように。何かのときには自分を思い出してもらえるように。

そうしてつき合うことはできたけど、やっぱり長続きせず……。彼女はまたひとりになってしまうのです。

「やっぱり運命の恋なんてないんだ」と落ち込んでいる彼女。

でもきっと彼女は素敵な人との出会いがあるとときめいてしまうのでしょう。

恋に対してどん欲な自分を彼女は決して嫌いではないのです。

彼女はシャワーを浴びながら、自分の体を流れていく泡の行く末を目で追います。

水の流れに従い、泡たちは消え、排水溝に飲み込まれていきます。

古い自分を泡と一緒に流して生まれ変わったような感覚になっているのかもしれませんね。

今はまだ彼への気持ちが忘れられず、彼の笑顔を思い出すと涙が溢れてしまいます。

「でも、もう泣くな！」

自分に言い聞かせながら彼女は空がいつか晴れることを信じています。

一歩ずつでも前に向かって、胸の痛みも越えて行くことに決めたのだから……。

「バイリンガール」のMV＆歌詞はいかがでしたか？

MVを見ていると元気で楽しい曲に感じますが、歌詞を見ると意外と重めですよね。

それこそが牧さんの狙いだそうです。

この曲をシングルにしようと決めたのは、理由が2つあります。

ひとつはお客さんが心躍る曲をシングルとしてリリースしたかったこと。

そしてもうひとつは歌詞とメロディのギャップが大きかったことです。

確かに失恋の歌をここまで明るい曲調で作れるのはgo!go!vanillasだからというのが大きいですよね。

失恋すると最初はどうしても気分が塞ぎ込んでしまいます。

でも音楽を聞いてみようかな……という気分になれたときにこのMVを見てほしいです。

後半の回し蹴り、アクロバットを見ていたら「何か始めてみよう」という力が湧いてくると思いませんか。

失恋以外でも落ち込んだときには聞きたいなぁと思わせてくれる1曲だと思います。

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