SPYAIRが2019年元日に「B-THE ONE」のMVを公開
2018年10月4日から始まったプロバスケ「B.LEAGUE 2018-19 SEASON」。
大会を盛り上げるべく、テーマソングとしてSPYAIRが新曲「B-THE ONE」を書き下ろしたこともまだ記憶に新しいですね。
バスケファンの間ではすでにこの曲もすっかり定着していることでしょう。
B.LEAGUEと共に躍進していこうという気持ちの表れ?
多くの人が心機一転させようと意気込む元旦。
そんな日にこのMVを公開されたのも、シーズンが年をまたいで行われるというリーグの特徴あってのこと。
このことがリスナーやバスケファンに多大なインパクトを与えたことは想像に容易いですね。
まだ発足して数年のB.LEAGUEを全力で応援していこうという気持ちの表れ。
そして彼ら自身もB.LEAGUEと共に躍進していこうという意気込みを感じさせます。
テーマソングの依頼があれば、全力を尽くすのが一線で活躍するアーティストというものですが、彼らがB.LEAGUEを応援する理由はそれだけではないのではないでしょうか。
B.LEAGUEはまだ始まったばかり
B.LEAGUEが始まったのが2016年。
ごく最近のことだと知ると、バスケに詳しくない方などはきっと驚かれるでしょう。
バスケットボールは日本でも幅広く人気を集めるスポーツですが、プロリーグ化に関しては実は最近まで上手くいっていなかったのです。
日本における男子バスケットボールのトップリーグは2005年にbjリーグがJBAおよびJBL機構から独立する形で発足して以来、2リーグ(NBL・TKbjリーグ)の並立する状態が続いていた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
要はプロ化がなかなか進まないことを懸念してJBLから独立したチームがbjリーグを設立。
それをよく思わなかったJBLとbjリーグとは仲が良くなかったのです。
その他にも多数要因はあるのですが、こういったゴタゴタした状態だったからNBAで活躍するようなスターもなかなか出てこなかったり、日本のバスケ界もなかなか前に進めずにいたということ。
これが近年になって解決の方向に進み、2つのリーグを統一したB.LEAGUEが生まれたのです。
スラムダンクに魅せられたメンバーたち…歩み始めたばかりの日本バスケ界を後押ししたい!
つまり日本のバスケ界の歩みは現在になってやっと始まったといったところ。
日本にバスケブームをもたらした漫画と言えばスラムダンクですが、SPYAIRのメンバーは全員が30代前半ということでドンピシャのスラムダンク世代。
やはり日本のバスケ界がこれから盛り上がっていこうというこの流れに対しては思い入れも強いのではないでしょうか。
来る1月18日には配信限定で「B-THE ONE」がリリースされることも発表されています。
楽曲自体は昨年からお馴染みということで、これを心待ちにしていた方も多いはず。
音源の形でファンの手元に届くことで、大会の盛り上がりにもさらなる貢献になることを期待させますね!
MVはB.LEAGUE 2017-18のハイライト!
歓声の中、選手たちが続々と登場してくるシーンを想像しながら制作されたという「B-THE ONE」。
MVの映像にはB.LEAGUE 2017-18の名場面が散りばめられています。
バスケファンにしてみれば「このシーンは熱かった!」のような熱狂が蘇ってくる内容に。
それ以外の方にしてみてもバスケの魅力、それを応援しようというSPYAIRの気持ちが伝わってくるはずですよ。
高揚感を煽るイントロ
「Crap your hands」の声に応える手拍子と掛け声
コートを包む歓声の中、楽曲の始まりを告げる「Crap your hands」の声。
手拍子を煽るその言葉に登場する選手たちを称えるような、観客の高揚感をさらに高めていくような印象を覚えます。
そこから展開される楽曲は、手拍子と掛け声が盛り上げるバックビートの部分を強調。
映像は観客の様子や意気込みを表す選手たちなど、会場の盛り上がり具合を中心にその熱を伝えます。