コトリンゴとは?
バークリー音楽大学出身の才女
コトリンゴとは女性のソロアーティストです。
名前の由来は彼女の好きな「小鳥」と毎日食べるほど好物の「リンゴ」をかけたものだそう。
コトリンゴの音楽を聴いていると、独特の優しくほんわかしたボーカルとは対照的に美しくもしっかりと力強く表現されているピアノが印象的だと思います。
それもそのはず、彼女は幼少期よりピアノに親しみ、なんと7歳で作曲していたといいます。
また世界で最も有名で権威あるバークリー音楽大学出身という才女であります。
彼女のプロフィールでは「シンガーソングライター」等ではなく「音楽家」となっているところから、彼女の才能が非凡であることが分かりますね。
キリンジに在籍
彼女はソロや楽曲提供で活躍する傍ら、キリンジのメンバーとしても活躍しました。
キリンジといえば多くのミュージシャンにファンがいることでも有名な実力派ユニット。
昨年、LINEモバイルのCMソングとして大きく話題となった名曲「エイリアンズ」が有名ですね。
兄弟ユニットとして活動していたキリンジがバンド形態になる際、そのメンバーにコトリンゴの名前が挙がりました。
残念ながらソロ活動とキリンジの両立が難しくなり2017年に脱退しましたが、新生キリンジでもコトリンゴの存在感は大きく、楽曲にも影響を与えたと言われています。
「誰か私を」
ドラマ「明日、ママがいない」主題歌
この曲は社会問題となった芦田愛菜主演のドラマ「明日、ママがいない」の主題歌。
脚本は90年代に「高校教師」や「家なき子」など様々なドラマを手掛けた野島伸司が監修し話題となりました。
このドラマは児童養護施設における、親と離れて暮らす子ども達を中心に描いたヒューマンドラマ。
フィクションということで誇張された表現が過激で影響力が大きいと、スポンサー企業から反発があったり、各方面からも放送停止要請があったりと色々と物議を醸しました。
一方、過酷な状況の中子ども達が逞しく成長する姿に賞賛を送る視聴者も多く、評価が分かれたドラマになりました。
収録アルバム「birdcore!」
「誰か私を」は2014年に発売されたアルバム「birdcore!」に収録されています。
このアルバムはコトリンゴ独特の浮遊感溢れる世界観と、ジャズ、ポップス、エレクトロといった色々なジャンルの曲が詰まっています。
コトリンゴワールドに浸りたい方は必聴です。
人気クリエイティブ集団による美しいMV
このMVを手掛けたのはコトリンゴが大ファンだというQotori film inc.。
人気映像作家である島田大介が代表のクリエイティブ集団で、様々なMVや広告、CMなどを手掛けています。
美しく幻想的な映像でPerfume、サカナクション、RADWINPS、凛として時雨など、様々なアーティストからオファーがある人気集団です。
このMVでもコトリンゴの世界観にピッタリのセンスある作品で、8mmフィルム風の映像とアートが融合したとても心温まる素晴らしい作品に仕上がっています。
コトリンゴと同じく「小鳥」と名乗っているのは偶然でしょうか?