2ndフルアルバム『Chime』に収録されている
スペイン語で“家族”を意味する『Familia』
彼らの2ndフルアルバム『Chime』のラストを飾るのが、この『Familia』という曲です。
1stアルバムと同じタイトルの曲ですが、こちらに入っているわけではないのでご注意を。
『Familia』はスペイン語で家族という意味です。
MVの内容も家族にまつわるものなのでしょうか。
MVをチェック!
結婚式直前のカップルが…
舞台はどこかの結婚式場。
結婚式を控えた男女が廊下で何やら軽く口論している様子です。
すでにウエディングドレスに着替えていた新婦から突き飛ばされた新郎。
新婦はマリッジブルーなのか外へと逃げ出してしまいます。
式が始まる直前だったようで、チャペルには参列客や新婦もすでに待機していました。
主役の二人がなかなか現れないので、みんな困惑しているようです。
逃げ出した新婦は式場の前で、演奏するsumikaのメンバーと演奏隊に囲まれます。
思わず笑顔になる新婦。そこへ新郎が彼女を迎えに来ました。
手を取り合う二人を真ん中にして、ぐるぐるとsumika のメンバーが回りながら演奏をするシーンが印象的です。
ダンサー達もアクロバティックなダンスを披露してとても楽しそうな雰囲気ですね。
その後、仲直りした二人は主役を待つチャペルへ…
チャペルにはsumikaのメンバーと演奏隊が壇上に待ち受けていました。
彼らの演奏に合わせて、大きく丸を作る参列客。
神父の前で誓いを交わした新郎新婦は無事に式を終えたようです。
人種や性別も関係ない!
多種多様なカップル達
次に登場するのが日本人(アジア系の可能性もありますが)の男性とアフリカ系の女性カップル。
やはり仲違いしているような雰囲気で、男女に分かれて対立しているようです。
こちらもsumikaのメンバーと演奏隊の音楽によって無事に仲直り!
手を繋いでチャペルに足を運びます。
彼らを祝福するために参列席したのは年齢、性別…いろんな組み合わせのカップル。
彼ら彼女ら(そのどちらでもない人も?)が幸せそうにお互いを見つめ合っていました。
最後に、冒頭に登場した新郎新婦が、皆に祝われる幸せそうな場面でMVは終わります。
このMVのテーマはずばり「多様性」。
そして愛の形には人種や性別は関係ないということです。
現在の日本では残念なことに、同性での婚姻は法律で認められていません。
今後、改善されてゆくことを期待したいですね。
歌詞もチェックしてみよう!
何を確信したのか?
Ding Dong
ベルが鳴り
Ding Dong
幕開けるよ
恋じゃない
次も要らない
予感は確信でした
出典: Familia/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太
式当日、この歌詞の主人公は一体、何を思うのでしょうか。
2人の過去を振り返った歌詞が続きます。
どうやら、相手に出会った時には、すでに何か確かなものを感じていたようです。
ときめきというよりももっと深い感覚…ほとんど愛に近いのかもしれません。
もう他の人のことは考えられないぐらい相手に夢中な状態なのが伝わりますね。
君の代わりはいない
君じゃない
人じゃ意味がない
五感で確信でした
決め手は
皺くちゃの手が想像できました
それはきっとDistiny
お守り替わり言うよ
「僕ら幸あれ」
Let's Singing
出典: Familia/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太