小悪魔が泣いたせいで
僕ら
右往左往しかないね
そうだ
夏の匂いがもうこの街に来てる

出典: 夜桜(feat. めいちゃん)/作詞:くじら 作曲:くじら

身体の関係まで持ったのに結ばれなかった2人。

自分から別れを告げておきながら、戸惑いを隠せない様子が綴られています。

心が落ち着かないとき、考えがまとまらないとき、人は意味のない行動を起こしてしまうもの。

歌詞3行目にあるとおり、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、落ち着きのない様子を見せていますね。

自分で2人の関係に区切りをつけておきながら、心の整理はつけられていない。

そんな様子の主人公は、きっとこのような恋愛・関係に不慣れなのだと考えられます。

しかしそんな主人公の元には、すでに新しい何かが迫っていました。それが「夏の匂い」。

春が終わることがすなわち1つの恋の終わりだとすれば、次に訪れる夏が意味するのは新しい恋の予感でしょう。

つまり歌詞最後の「夏の匂い」も、近い未来に新しい出会いが待っていることを表しています。

次の恋はうまくいくのではないか。

少しだけ心の中のモヤモヤを忘れ、新しい恋の予感に胸をときめかせているのかもしれません。

ここにある「僕らの時間」

滲む目と夕陽の奥
ここはまだ僕らの時間だ

出典: 夜桜(feat. めいちゃん)/作詞:くじら 作曲:くじら

1行目では、主人公が泣いている様子が描かれています。

2行目にある「僕らの時間」はおそらく、こうして君との別れに浸って涙する時間のことでしょう。

これはサビで登場した「夏の匂い」とは対照的なものとして描かれています。

夏の匂い=新しい恋の予感」に気付きつつも、まだ「僕らの時間=別れの悲しみ」に浸っていたい。

ということでしょう。

最後に

くじら【夜桜(feat. めいちゃん)】歌詞の意味を解釈!夏の匂いとは?僕らの時間について紐解くの画像

主人公の唐突な心境変化が理由で離れざるを得なかった2人の切ない心が歌われていましたね。

ポップなメロディに乗せられた切ない物語。そんな【夜桜(feat. めいちゃん)】を解説しました。

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