ユニバーサルEMIからリリースしたアルバムの最終作です。活動休止から明けてリリースしたアルバムがこちらでした。全11曲収録です。
こちらのジャケット写真が、彼女の母親である藤圭子とそっくりに見え、非常に驚いたことを覚えています。
彼女の母の死を受けての作品にもなっていましたので、大きく影響を受けていたのかもしれません。
7th アルバム、その名も「初恋」
6月27日に宇多田ヒカルがリリースしたアルバム、その名は「初恋」です。
「初恋」は英語にすると「First Love」、宇多田ヒカル3枚目のシングルのタイトルと同じになります!
「First Love」がリリースされたのは1999年の事、間も無くその時から20年が経とうとしています。
この期間の中で、結婚や活動休止など、さまざまな経緯を経てきた彼女は、人間としても、アーティストとしても、大きく成長した事でしょう。
「初恋」のジャケット写真
そんな7枚目のアルバム「初恋」のジャケットがこちらです。
自然な表情の宇多田ヒカルを真正面から撮影した写真が今回のジャケット写真として使用されています。
どことなく、「First Love」のジャケット写真と似ている気がしませんか??
アングルこそ違えど、自然体な表情なところと被写体が顔のアップであるところ、そして背景が淡い単色という点までが似通っています。
「Fiest Love」という楽曲は、宇多田ヒカルというアーティストを日本中に一気に知らしめた楽曲であり、おそらく宇多田ヒカル本人にとっても特別な楽曲だと思います。
1999年の宇多田ヒカルと比較すると、やはりどこか大人らしさが出ている感じがします。いわゆる「色気」というものと思われます。
しかし変わらない点としては目力でしょうか…。透き通る瞳の中にも、どこか強い意志を感じられる点には変化がないように感じられます。
この点には、長い音楽家生活の中でも、宇多田ヒカルが自分の中に強い「核」を持って、何かを目指して活動してきたのではないかと感じさせられます。
移籍のタイミングであえてこの似たジャケットを使用したというのは、改めて、新生・宇多田ヒカルの誕生を示唆しているのだろうか、と想像してしまいました。
ジャケットを見た瞬間にこのCDを聴くことが楽しみになってきてしまいます!
「初恋」の収録楽曲
毎回どの楽曲も素晴らしい宇多田ヒカルのアルバムは、最初から最後まで、全ての楽曲が非常に楽しみです。
今回のアルバムにはどのようなタイトルの楽曲たちが収録されているのでしょうか?
その収録楽曲は以下の通りです。
1. Play A Love Song
2. あなた
3. 初恋
4. 誓い
5. Forevermore
6.Too Proud featuring Jevon
7. Good Night
8.パクチーの唄
9.残り香
10.大空で抱きしめて
11. 夕凪
12. 嫉妬されるべき人生
出典: 初恋/宇多田ヒカル
今までの宇多田ヒカルの活動から想像ができるような、アーティスティックさを感じ取れる楽曲タイトルから、突然雰囲気が変わって可愛らしいタイトルまで盛りだくさんです。
タイトルを見ただけでも楽曲が気になります!
15秒CM
残念ながらアルバムのティザー映像などは公開されていないようでしたが、アルバムタイトルにもなっている「初恋」を流したCMがありました。
タイアップ情報
移籍第一弾のアルバムは、リスナーである私たちだけが注目したのではありません。
日本のさまざまな企業も大注目をしていたのでした!
さすがは日本の歌姫です…。
その数なんと、全12曲中7曲です!!その詳細を紹介していきます。
1.Play A Love Songのタイアップ
こちらは、飲料のCMにて楽曲が使用されていました。
サントリー南アルプススパークリング「SWITCH & SPARKLING」のCMソングにタイアップが決まっていました。
雪の積もった山をゆっくり歩く宇多田ヒカルのCMを、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?