サビで歌われるタイトル「To be free」。
直訳は「自由になる」という意味ですね。
まだ自分たちが何者かもわからず、ただ何かを渇望してがむしゃらに前へ進む若い5人の気持ちが表れているようです。
自分たちに何が出来るのかを知りたい。
自分たちを偽ることなくありのままで進めば、その先に自由がある。
そんな未来を求める心が「渇き」の正体なのではないでしょうか。
育んできた絆は今も
日射しの中で笑い合った僕ら 無邪気な声が今も響いてる
溢れるほどの想いは明日に向かい 輝くように 変わらぬように
出典: To be free/作詞:Soluna 作曲:Samuel Waermo,Octobar
デビュー前からくっついたり離れたり、ジュニアとしての時を過ごしてきたメンバーたち。
その頃は無邪気だったと、時を経た今なら思えるのでしょう。
でも環境が変わっても、想いは変わったわけではないのです。
あの頃から育んだ絆がさらに強い結束として、5人の原動力となっていることが示されているように受け取れます。
「5人で嵐」だから
一人じゃないさ 涙拭(ぬぐ)えば
大切なものに 気づくのだろう
出典: To be free/作詞:Soluna 作曲:Samuel Waermo,Octobar
「5人で嵐」。
これはメンバーが繰り返し口にしている言葉ですね。
辛い時も、苦しい時も、いつも5人で乗り越えてきた。
それは何物にも代えがたい宝物なのでしょう。
2014年にデビュー15周年を迎えた時、リーダーの大野くんが語った言葉にもそれが表れています。
大野智、涙と共に溢れ出た"嵐と15年"への思い「今までに無かった宝物」 | マイナビニュース
人気グループ・嵐の大野智が、6日に放送されたフジテレビ系『祝! 嵐15周年VS嵐 ハワイで大野が泣いちゃったSP』(19:00~20:54)でデビュー時の秘話を明かしながら、感極まって涙した。
手にしたかったものは
彼らは何を夢見て、何を目指してきたのでしょう。
タイトル【To be free】がそのキーワードとなっているように思えます。
汗も夢も輝いて
透き通ったまま僕らは夢描いたんだ あきらめない太陽より煌めくから
流した汗も そのままで 光求め行くだけさ To be free
出典: To be free/作詞:Soluna 作曲:Samuel Waermo,Octobar
まだ何色にも染まっていない初々しい5人が、夢を持って駆け出していった日の回想と、今を重ね合わせています。
夢も汗も、変わらず輝き続けていると言い切っているところに、彼らの努力がうかがえるようです。
だから拭うこともせず、なおも進んでいこうとしているのです。