松たか子 & オーロラ【イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに】歌詞の意味解説！未知の旅へ誘うのは誰？

話題となった映画「アナと雪の女王2」。

前作でも今作でもアナ雪の楽曲は話題になりました。

「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」はアナ雪2を代表する曲。

主題歌にもなっていて、パワフルな歌がとても印象的です。

音の動きも激しく、歌うことが難しいことで話題にもなっているこの曲。

今回はこの曲の歌詞について解説していきたいと思います。

前作から3年の月日が経ち、平和に過ごしていたエルサ。

ある日、不思議な歌声を聴き始めることから「アナと雪の女王2」の物語は始まります。

そのきっかけともなるこの曲は、 物語の鍵を握る重要な曲なのです。

「不思議な声」が聞こえ始めたエルサ。

その声に導かれ始めた時に歌われるのがこの曲です。

北のほうからエルサを呼ぶ謎の声。

なぜかエルサにしか聞こえません。

「ああ」としか言わない声に、なぜか惹かれてしまうエルサ。

私たちの耳にもとても残るメロディーです。

「目を覚ませ」という歌詞。

実際にエルサが寝ている時にこの声が聞こえてきたということもあります。

しかし、エルサの本来の持つ力を目覚めさせるという意味も込められているように感じました。

不思議な歌声が聞こえますが、エルサは無視しようとするのです。

前作以降、3年間で平和になったアレンデール国。

アナとエルサの仲も深まり、クリストフやオラフとも穏やかな関係性を築いています。

エルサの不思議な氷の力も、国民に受け入れられました。

エルサとしては、理想的な国になってきたのだと思います。

そんな中で聞こえてきた謎の声。

エルサが声を怪しがり、無視しようとする気持ちもわかります。

前作でエルサは暴走し、危険を冒してきました。

その暴走にアナを巻き込んでしまっている過去があります。

そのため、ようやく手に入れたこの平和な状況を崩したくないエルサ。

謎の声を追いかければ、また危険なことに巻き込まれると思っているのでしょう。

自分だけではなく、アナをはじめとした周りの人まで困難に巻き込むことを避けたいのです。

また、両親が旅の途中で亡くなってしまったエルサとアナ。

エルサ自身が1人で旅に出たとして、何かあった時に1人になってしまうアナの気持ちも考えたと思います。

もう旅に出るのはうんざり、このまま平和な日常を続けたい。

そのため、この声を無視しようとしていることがわかります。