【生まれてはじめて/アナと雪の女王】Let It Goだけじゃない！高揚感が溢れだす歌詞に注目！

日本でも大きなヒットを記録したディズニー映画「アナと雪の女王」。

アナとエルサという二人の姫の冒険を描いた物語や、心を掴む劇中歌が人気をよびました。

「アナと雪の女王」といえば、エルサが物語の途中で歌う「Let It Go」という歌を耳にしたことがある人も多いでしょう。

しかし「アナと雪の女王」には「Let It Go」以外にも素敵な名曲がたくさんあるんですよ！

今回はその中の一曲である「生まれてはじめて」という曲を紹介します。

「生まれてはじめて」の大部分を歌っているのはアナ役の声優を務めている神田沙也加さんです。

そして、歌の後半でチラっと出てくるエルサのパートは松たか子さんが担当しています。

数々の舞台やライブなどで大活躍している松たか子さんと神田沙也加さん。

その鍛え上げられた歌唱力や表現力がこの「生まれてはじめて」にも表れています。

天真爛漫なアナと不安な気持ちを抱えるエルサが歌うこの楽曲をぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか。

この記事を読んで下さっている方たちにぜひ「生まれてはじめて」の魅力を深く知ってもらいたい！

ということで、まずは「アナと雪の女王」の冒頭のあらすじをおさらいしましょう。

アレンデール王国の姫として生まれた二人の姉妹。

それが主人公であるエルサとアナです。

姉のエルサは「触れたものを氷や雪にしてしまう」という特別な魔力を持っていました。

子供の頃は、その魔法を使って雪や氷で無邪気に遊んでいた二人。

しかし、ある時誤ってその魔法がアナに当たってしまいます。

アナは意識不明になったものの、命に別条はありませんでした。

でも、それをきっかけにエルサは罪悪感を感じ一人城の中に閉じこもってしまいます。

それから一切顔を合わせなくなってしまったエルサとアナ。

エルサが大好きなアナは、エルサの部屋の前で「遊ぼう」と誘いますが追い返されるようになりました。

しかも悲しいことにある時、両親が事故で亡くなってしまうのです。

そしてさらに月日が経ち、姉であるエルサは成人したので女王に即位するため戴冠式が行われることに。

その戴冠式当日にアナが歌う曲が「生まれてはじめて」です。

長い間城の門は閉ざされていました。

しかし、この戴冠式の日だけは国中お祭り騒ぎで、城の門も解放されるのです。

今までになかった開放感を味わうアナは、気持ちの高ぶりをこの曲に乗せて歌います。

以下の動画では、アナが声高らかに「生まれてはじめて」を歌うシーンが見られます。

ワクワクした気持ちが伝わってくるシーンになっているのでぜひチェックしてみてくださいね！

それでは具体的にどのような内容が「生まれてはじめて」で歌われているのでしょうか。

今回は筆者の解説付きで曲名や歌詞の内容を紹介していきます。

まず、この「生まれてはじめて」というタイトル。

原曲である英語の曲名は「For The First Time In Forever」になっています。

この英語を訳すと「生まれて以来初めて起こる」といった感じになります。

「Forever」といっているので「永遠と思えるくらい長い期間なかったこと」というニュアンスが含まれているのです。

今までずっと城は閉ざされていました。

その時間はアナにとって永遠と思えるくらい長い時間だったのです。

だからこそ、戴冠式の日にここまで気分が高揚しているのでしょう。

では、次に歌詞の内容をチェックしてみましょう！

ここでは、城の中の変化を歌いあげています。

各国から招待客を招いて行われる戴冠式。

その戴冠式に向けて、城の中では慌ただしく準備が行われているのです。

「お皿もこんなにたくさん」の部分では招待客のために用意しているであろうお皿も登場します。

窓を開け、城の中を明るくして、食事や飾りによって城全体が彩られていく様子を見て心躍らせるアナ。

もうワクワクが止められない！といった様子でこの歌を歌いあげているのです。

城の中で育ったアナは、こんなに賑やかな体験をしたことがなかったのでしょう。

だからこそお祭りのような賑やかさに憧れてたのだと思います。

いつも過ごしているお城が違う場所だと思えるくらい賑やかになって少し違和感を覚えているようです。

でも、このような日が来ることを長い間待ち望んでいました。