L'Arc～en～Ciel【NEXUS 4】歌詞＆タイトルの意味を解説！解釈のヒントは小説にあった？

現代の世界にとって人間そっくりなアンドロイドが人間の様に感情を持つという事は大きな憧れであり夢です。

もしそんな時代が来たら…と想像すると誰しもワクワクした気持ちになるのではないでしょうか。

そんな瞬間をただ座って何もせずに待っていては面白くありません。

そして、高揚感を抑えられず衝動に走るのが人間。

夢や憧れを実現したいと考えたら行動せずに待っているだけでは勿体ない。

そんな未来に期待する感情がこの歌詞から感じとる事ができました。

今いるところが暗くて前の見えない夜の様な場所であっても、必ずその暗闇を切り裂くものが現れます。

それは、自分の心かもしれませんし、同じ夢を抱く人かもしれません。

そして、夜空を一気に切り裂くような勢いのあるものなのでしょう。

切り裂かれた夜空の先には明るい光が見えてきます。

その光に向かってみんなが進み出す。

まさに導かれているという事です。

「もう飛べないと諦めていた翼でも、本当はまだ動いて空を飛べるんだ。」

そう感じさせてくれるのは、誰よりも熱い魂があるということです。

この歌詞に登場する「奴」とは誰の事を指すのかはわかりません。

しかし、それは聞き手が思う人やそれぞれが思うものでいいのでしょう。

そして、そんな誰よりも熱い気持ちで次へと向かい新しい時代を呼び覚まそう。

そう解釈できるのではと感じました。

この世界にはいろんな罠が張り巡らされています。

そのどれもが命の危険があるようなものばかりなのでしょう。

今、私たちが想像している未来はまさに「仮想」の空間です。

何一つ完成しておらず、実在しているものはありません。

想像上の物はこの先実現されるかはわかりません。

形や物体の無いものでも1つ確かな物。

それは、自分の憧れや夢に対する気持ちではないでしょうか。

何も信じられない時を生きていても、自分の気持ちだけは信じて生きろ。

そんな風に解釈することができるのではないかと考えました。

頑張っている誰かを見ているだけでは、何も始まりません。

目の前に訪れるチャンスさえも見逃してしまうことだってありえます。

何か勢いのあるものが夢や希望に向かって動いていたら、自分もついていきたい！と思う気持ち。

そんな衝動の様な気持ちが芽生えたら、行動するチャンスなのではないでしょうか。

ただ待っているだけでは何も始まらないという事です。

「出遅れたかな？」そんな風に感じていても、いつだってまだ間に合う。

自分が正しいと信じた道を突き進む事が、憧れや夢への近道なのかもしれません。

そしてそんな自分を誰も止めることはできません。

なぜなら、自分を強く信じて突き進んでいる勢いはどんな乗り物よりもずっとスピードがあるからです。

子供の頃、全力で走っている時に目の前にちょっとした段差があるとそれを思いっきり飛び越えました。

その時、とんでもなく速く高く飛ぶことが出来たような気持ちになった方も多いのではないでしょうか。

誰も止められないような勢いで新たなる時代に飛び乗ろう！と励ましてくれているような気持ちになれました。