物語の始まりの様な冒頭の歌詞
let's go out! open my mind
let's go! sweet dream other side
今 解き放つ籠の外へ
出典: Pray/ 作詞:Tommy heavenly6 作曲:Chris Walker
逃げられない事を受け入れる
錆び付いた鍵 鳴り止まぬ鼓動
気づいてた"もう...戻れない"
失われた日々が (Hey baby why?)
蒼く繋がってく (I want to cry...)
怖がる自分に負けたくないよ
運命から逃げない"ひとりじゃない"
出典: Pray/ 作詞:Tommy heavenly6 作曲:Chris Walker
自分が立たされている状況を知った瞬間をこの歌詞から感じとれます。
「緊張感」と言いましょうか。
そんな感覚がこの部分の歌詞から伝わってきます。
更にその状況を受け入れなければという気持も表現されているのではないでしょうか。
「逃げたい」「でも逃げたくない」
そんな感情を人は抱きながら生きていくと思います。
誰しもがそのような感覚に襲われた経験があるのではないでしょうか。
その様な状況を歌った歌詞だと想像できました。
助けてほしいのは誰?
そばにいる たとえどんなに
哀しい夢だとしてもかまわない
君の涙に触れたいよ...baby
I pray..."信じて"
冷たい記憶の闇 切り裂いて
出典: Pray/ 作詞:Tommy heavenly6 作曲:Chris Walker
前半のサビ部分でポイントとなるのが「助け」は誰の声なのか…
という事ではないでしょうか。
もし冒頭の歌詞の中の「籠」が「自分の心」であるとします。
自分の心ってどう頑張っても触れることはできません。
辛い気持ちが続き人は「限界」を迎えると心が泣くと言いますよね。
自分の弱った心が助けを求めている。
その様な表情も見えてくるのではなしでしょうか?
そしてもう一つ「籠」が「大切な誰か」であったとします。
「苦しい環境にいて逃げ出したい。」
「助けてほしい」
そんな感情も見えて来ませんか?
物語として受け止めるのも面白いかもしれませんね。
弱った自分
これまで前半の歌詞は「弱った自分の心」を主に表現されているのではないでしょうか。
マラソンの走りだしかピーク手前の部分だと考えるとわかりやすいかもしれません。
「前を向いて生きていきたい」そんな意思が見える後半の歌詞
毎日が戦い
傷ついた翼(はね) 休ませる
飛び込むすべが わからなくて
退屈な場所 苛立ちや不安
僕らは今日も悩むけど
出典: Pray/ 作詞:Tommy heavenly6 作曲:Chris Walker
人間は毎日毎日悩んで生きています。
「私悩みなんてない!」
そんな風に思っている人でも少なからず悩みはあるものです。
毎日同じことの繰り返し。
理不尽な事や理解できない事があふれた日常。
日常は云わば「戦い」でもあります。
そんな戦いの中生きている私たち人間は1人の「戦士」ですよね。
この部分の歌詞は戦い続けている日常を表現されているのだと感じました。
エール
暗い空を見上げ (Baby...for you)
進む 顔を上げて (I'm here for you)
飽くなき想いを鞄に詰めて
踏み出す 心の闇を振り払い
出典: Pray/ 作詞:Tommy heavenly6 作曲:Chris Walker
弱った自分の心や大切な誰かを励ましながら、自分も進もうとする姿…
そんな表情がこの歌詞から伝わります。
「私も頑張るからあなたも頑張って」
そんなエールがこの歌詞には込められているのではないでしょうか。
1人で頑張る事ってとてもしんどいことですよね。
でも一緒に頑張ってくれる誰かがいたらとても心強いものです。
誰もかれも1人で強い人はいません。
どんなに屈強なボディーを持っていても、強い気持ちを持っていても…
気が付かないところでみんな助け合って生きていると思います。
誰かを想う大切さがこの歌詞から感じ取れました。