別れた彼女への謝罪!それが『APOLOGY』の大きなポイント
歌詞は悪い男の謝罪に注目して聴いてみよう!
『APOLOGY』というのは英語であり、直訳だと日本語で『謝罪』を意味します。
要するに、この曲では謝りたい相手に対して謝罪をする歌詞となっているのです。
その相手というのが、別れた女性だという点が伺えます。
それに加えて、別れてしまったことへの後悔も滲んでいるのです。
なので、より切なさが膨れ上がった涙誘う歌詞に仕上がっています。
さらに、こちらの曲の歌詞は『悪い男』をイメージして書かれているそうです。
そんな『悪い男』だった男性が失った愛に謝罪している歌詞に、注目してください。
では、その歌詞の全容について掘り下げていきましょう。
初めの部分は苦しみや後悔の気持ちが溢れている!
冒頭が肝心!離れた寂しさや苦しみもがく心情が綴られている
いつでも 君はここで
オレを待っていたけど
I was gone I was gone
バカみたく 信じるな
「永遠に」なんて言葉
ウソさ ウソさ
出典: APOLOGY/作詞:TEDDY/KUSH/B.I/BOBBY/ZERO/TA-TROW作曲:TEDDY/KUSH
こちらは冒頭の部分です。
恋人同士だった頃に、2人で待ち合わせていた場所なのか。
別れた後にその場所を通りがかった男性。
それか、ふとその場所を思い出しているのかもしれない男性。
彼女の前からは去ったのだから・・・。
彼はもう、その場所で彼女に会うことはない。
そう言っているのかもしれません。
既に去ってしまったのだから、彼女の前には今後は姿を見せられない。
そのことを、深く胸に刻み込んでいるようにも伺えます。
そして、二人の愛が永遠に続くことはないのだと。
そんなことは信じないでほしいと、男性は苦しんでいるのです。
本当は、まだ想いは残っているのかもしれないでしょう。
それでも、何らかの歯車が狂ってしまった・・・。
そうして別れるしかなかったとも想像できます。
『永遠』という言葉が、あるわけない。
そう、自分自身に言い聞かせているのではないでしょうか。
彼女を失った自分はどう?残るのは後悔の念ばかり
今日に限って例のTV Dramaでも
ありがちなシーンがオレをあざわらうよ
まるで罪人のよう Run away
君はオレに叫ぶ 今日もGo away
オレが超身勝手なヤツって
知っていたろ?君は
求めすぎる優しさが重荷だった
普通の写真一枚も残せないまま
最後の瞬間さえも自分のことだけ
出典: APOLOGY/作詞:TEDDY/KUSH/B.I/BOBBY/ZERO/TA-TROW作曲:TEDDY/KUSH
彼女と別れて隙間の空いた心のまま、一人過ごす時間。
そんな時に、ふとテレビドラマを観ていたのです。
すると、その画面には罪を犯したみたいに逃げる人がいました。
そのシーンは、まるで彼女から拒絶されている自分のようでした。
それは、自分のことを周囲から笑われているようにも思えたのではないでしょうか。
自身が、自分のことばかりな人間だということを、彼女は知っていたはずだ。
きっと、このように言っています。
彼女が優しいのは本当だった。
けれども、自分に色々と求めてくるのがうっとうしかったと、半ば責めているのです。
ただ、二人の間には残るものが何もなかったのでした。
一緒に笑いながら幸せに写る写真たった一枚でさえ、残らずに・・・。
別れを迎えるその時でさえも、自分のことばかりだった。
そのことについて、男性は自分自身に責任を感じてもいる。
そんな自分を許して欲しいと願っているのかもしれません。
サビ部分は果たせなかった約束を謝罪する部分になっている!
ゴメンね・・・大事なサビでは謝ることが主となっている
ゴメン ゴメン
君を守れなくて 幸せに…
ゴメン ゴメン
忘れてくれよ つらいけど…
二人 永遠を誓った
あの約束は
守れないまま…ゴメンね
出典: APOLOGY/作詞:TEDDY/KUSH/B.I/BOBBY/ZERO/TA-TROW作曲:TEDDY/KUSH
いよいよ、サビの部分です。
『謝罪』という意味の曲タイトルらしく、彼女に謝るフレーズが綴られています。
今となっては遅いのかもしれません。
しかし、相手を守れなかったことをとても悔いています。
それに、相手の幸せをも願っているのです。
自分が幸せにできなかった分、幸せになってほしいと・・・。
また、『つらい』と言っていることから、本当は忘れてなどほしくないのでしょう。
一度はいつまでも一緒にいようと誓い合ったかもしれない。
けれども、それが果たせなくなってしまった・・・。
そうしたことを彼女に謝っているのが、このサビ部分です。