心の葛藤を綴る
You and I いえない
終わった恋愛の傷がまだ
In your eyes 惹かれあい
本当はあなたをこころの中心に
置こうとしているのに
出典: Only One feat. TEE/作詞:MINMI・TEE 作曲:MINMI・TEE・ma2k
震えるような歌声で曲が続きます。
目の前にいる「あなた」を愛そうとしても、やはり昔の恋人を想い出してしまうことはよくあるもの。
この曲の主人公は、まだ前の恋愛が終わったばかりなのでしょうか?
新しく好きになった人がいるのに、やっぱり前の恋人がまだ頭の中にいる。
そんな混乱する頭の中を整理しようとしているようです。
今はあなたが好きなはずなのに……!
やっぱり昔の彼が忘れられない
I'm afraid to fall in love
過去の恋愛の傾向の延長線上じゃ
ごめん こわいんだ まだ
あなたとなら違う未来が見れるから
U the ONLY one…
U the ONLY one…
出典: Only One feat. TEE/作詞:MINMI・TEE 作曲:MINMI・TEE・ma2k
感情のあふれ出すシーンです。
やっぱり今はまだ無理!ということについに気が付いたのです。
いや、まだ昔の彼が忘れられないことは薄々気が付いていたのでしょう。
ここでついに昔の彼の存在が、自分の中にまだ強く残っていることを認めたのです。
そう、現実を見つめるとはこういうことなのかもしれません。
前の彼との恋愛はとても大切なもの。今でもまだ色濃いイメージとして残っているのでしょう。
それでも頭では目の前の「あなた」と恋愛したいと思っています。
男としてはこんな女と付き合うのはいい迷惑かもしれませんが……。
「あなた」と新しい恋愛がしたいというワガママな欲望が渦巻いている。
そんな難しい心情なのでしょう。
オンリーワンといっても彼女の中にいるのは1人ではないですね。(苦笑)
男性はどう思っているのか?
冷めない そんなdream をどうか僕にください
夢のままで 終わりたくない 何度も何度も重ねる kiss your lips
I need ur love (もっと聞かせて)
U the ONLY one for me (不安にさせないで)
恋に落ちた瞬間が 今でも続いてる
こんなにも Ah 愛しい人
出典: Only One feat. TEE/作詞:MINMI・TEE 作曲:MINMI・TEE・ma2k
ここでTEEの歌声に変わり、男性目線の心情が映し出されます。
彼女がどう思っていようと、どうにか彼女をものにしたいという感情ですかね。
内面を見つめるわけでもなく、ただ惹かれあう2人の姿が想像できます。
ニクイ男性像が浮き彫りに!
それでも Why don't U believe me. Loving U
狂わすほど惚れさせて どこを見つめてるの?
いつかは あなただけを愛してるわ
なんて言葉聞かせてよ 僕ならここにいるから baby
U the ONLY one…
U the ONLY one…
出典: Only One feat. TEE/作詞:MINMI・TEE 作曲:MINMI・TEE・ma2k
男性は、それでも自分と燃えるような恋愛をしてみないかと誘います。
今は過去の恋愛が忘れられないかもしれないけど、いつか忘れるときまで待つというのです!
こんなに心の広い男性はそうそういないですよね。
それほどこの女性に惚れ込んでいるのかもしれません。
最後にbabyと付けるところあたりがまたニクイですね。
お互いのことを欠けがえのない人物だと思っていることには変わりがないようです。
曖昧になる恋愛感情
恋なんてシンプルな足し算とは違う
掛けたり引いたり こなれた駆け引きが似合う
教えてよ これはイミテーションlove?
出典: Only One feat. TEE/作詞:MINMI・TEE 作曲:MINMI・TEE・ma2k
終盤にかけて、歌詞と共に曲がどんどん盛り上がります。
お互いの感情が行き交うイメージです。
お酒が入っていたり、薄暗かったり、もうろうとした頭の中では恋愛が夢のようだと感じることがあるでしょう。
もしかしたらこれは本当の恋愛じゃないんじゃないか?
そんな感情が2人の頭をよぎっているのかもしれません。
最高に盛り上がる終わり
それでも Why don't U believe me. Loving U
(I'm afraid to fall in love)
狂わすほど惚れさせて どこを見つめてるの?
(過去の恋愛の傾向の延長線上じゃ)
いつかは あなただけを愛してるわ
(ごめん 愛してるわ)
なんて言葉聞かせてよ
なんて言葉言わせてよ
U the ONLY one…
出典: Only One feat. TEE/作詞:MINMI・TEE 作曲:MINMI・TEE・ma2k
他の曲では曲の終わりはサビの繰り返しで終わってゆくものもあります。
しかしこの曲は曲の終わり部分の歌詞で最も盛り上がるような気がします。
最高の盛り上がりを見せて曲が終わるのです。
2人の言葉の掛け合いがとにかく見事だと思います。