ビジュアル系のレジェンド!X JAPAN
X JAPANは1982年、当時高校生だったTOSHIとYOSHIKIで結成したバンドXから続くビジュアル系ハードロックバンドです。
1989年に「BLUE BLOOD」でメジャーデビューし、オリコン初登場にして6位を獲得。リリースした年には年間60万枚も売り上げました。
当時としてはめずらしい美しいビジュアルと歌声で、ファンの心を鷲づかみ。後の世代にも大きな影響を与えています。日本のビジュアル系バンドの礎を築いた、ともいわれているほどです。
X JAPANの影響を受けたと公言するバンドはたくさん!
X JAPANに強い感銘を受けて、バンドを始める人も急増しました。当時X JAPANのようになりたいとバンドマンを志してメジャーデビューを果たし、現在も活躍中のアーティストも少なくありません。
DIR EN GREYやJanne Da Arcは、X JAPANに影響を受けたことを公言しています。また、GLAYやZi:Kill、LUNA SEAのメンバーも、X JAPANをリスペクトしているとのことです。
X JAPANのリーダーのYOSHIKIは、1993年以降プロデュース活動にも積極的に関わっていいます。NOA、GLAY、西城秀樹、北野井子、DIR EN GREY、工藤静香などにも多数楽曲提供しているんですよ。
ハリウッドのドキュメンタリー映画「WE ARE X」
「WE ARE X」は2016年にイギリスで制作されたドキュメンタリー映画で、アメリカの映画祭である「サンダンス映画祭」などで公開されました。内容はYOSHIKIの度重なる悲劇をテーマにしたものです。
YOSHIKIは幼少期に父親を亡くしています。また、X JAPANをともに結成した幼なじみのToshiが新興宗教によって洗脳されるという深い悲しみも経験しています。さらに、ギターのHIDEはX JAPAN解散後の5ヶ月後に死亡。
ベースのTAIJIもまた、X JAPANを脱退した18年後に再び一緒に演奏するようになったものの、その後まもなく亡くなります。
そんな悲劇を乗り越えてYOSHIKIがヨーロッパツアーを成功させ、ロックの聖地マディソン・スクエア・ガーデンでライブを開催するまでの軌跡を辿ることができる映画です。
Blu-rayとDVDが2017年10月リリース
「WE ARE X」が日本で公開されたのは2017年3月。日本とイギリスの同時公演となりました。2017年9月からは、ヨーロッパ各国での上映も始まっています。
残念ながら映画を見逃してしまった方も多いかもしれません。そんな方のためには、2017年10月11日にBlu-rayとDVDがリリースします。
スペシャルエディションには、サンダンス映画祭のドキュメントとX JAPANの解散ライブ(1997年12月)の映像に加え、メンバーインタビューや未公開映像などが収録された、ファン必見の特典映像が付いてくるのでお見逃しなく!
壁にかけることができるスペシャルパッケージに入った3枚組の「WE ARE X(コレクターズエディション)」は19,440円、 「WE ARE X(スペシャルエディション)Blu-ray」は10,800円、 「WE ARE X(スペシャルエディション)DVD」は9,720円です。
YOSHIKIの映像はこちら!
X JAPAN解散ライブ
こちらの映像は、HIDEがYOSHIKIとTOSHIを説得した結果実現した解散ライブ「THE LAST LIVE〜最後の夜〜」の一部です。視聴回数はなんと、2,645,016回(2017年9月7日現在)。
最後のYOSHIKIによるドラムの破壊シーンからは、いつもの破壊とは違う特別な想いを感じられます。
「Born to be free」
こちらは、YOSHIKIの監督によって制作された「BORN TO BE FREE 2015ver」のPVです。2015年のNHK紅白歌合戦に、X JAPANが18年ぶりに出場した際にも歌われました。
YOSHIKIはこの歌に対し、「聴いてもらう人にそれぞれご自身のストーリーを重ねていただけたらうれしい」とコメントしています。
視聴回数は、1,621,004 回(2017年9月7日現在)です。