Love again【globe】の歌詞に込められた意味が深い！カラオケでも人気の楽曲を徹底紹介♪

いくら忘れられなくてもう一度恋したところで、思い出の中の人。

それは分かっていても、どうしても止められないのが恋心です。

一度焼けた杭は火がつきやすいことから、一度離れた恋人同士が結局元サヤに戻ってしまうことを「焼け木杭に火が付く」と言ったりします。

再燃した片思い、しかも想いが伝えられずに終わった恋なら、もう一度火が付くと勢いよく燃え上がってしまうものだと思います。

もしもう一度彼に会えたとしても、自分の望む彼でいるとは限らない。

今何をしてるのか、恋人がいるのか、もしかしたら結婚して家庭を持っているのか。

フェンス越しに見つめていたあの頃とは、状況も立場もなにもかも変わっているはず。

最初は不安で仕方なかったけれど、きっと希望が持てる再会を果たせたのだと思います。

「いつの間にか楽しくなって～」のところはマーク・パンサーが歌っている歌詞ですが、きちんと想いを伝えられたわけではなく、なりゆきで関係を持ってしまった、とも読めますね。

再び出会ったふたりはお互い子どもではないので、そういう状況になることだって…有り得なくはないですよね。

しかし、長い間想っていた恋が叶った時の嬉しさ、ずっと夢見ていたことが現実になった高揚感が、次のフレーズに全部詰まっていると思いませんか？

直接的な表現にも見えますが、筆者的にはglobeで1、2を争う素敵な歌詞だと思っています。

ここも素敵な歌詞ですよね。

止まっていた恋が、止まっていた彼との時間が、また始まります。

もし再会できなかったら、もし自分が思う彼じゃなくなっていたら、もし想いが届かなかったら。

写真を並べて飾るなんて、辛すぎる以外のなにものでも無いでしょう。

彼との再会が一度きりではなかったことを暗示しているようなラスト。

きっと初恋は叶ったのでしょう。叶ったと思わせて欲しいです。

この曲の主人公には、どんな恋をしても忘れられなかった初恋の人と、微笑みながら幸せな時間を過ごしていて欲しい。

希望的観測ですが、そういうハッピーな終わり方が似合う曲ですよね。

改めて歌詞を追ってみると、globeの中では少し意外な歌詞のような気がしませんか？

というのもglobeの歌詞は、辛かったり苦しかったりするけれど、都会で強く生きる大人の女性をイメージさせるものが多いからです。

また、「Love again」の前後にリリースされたタイトルは、「Wanderin' Destiny」と「wanna Be A Dreammaker」。

この2曲も、どちらかというと女性の内面を掘り下げつつ、弱さだけでない強さを感じる言葉選びが印象に残る曲でした。

一方「Love again」では、初恋を思い出して、想いを遂げて幸せな様子が描かれて終わります。

毎日がキツいなぁとか、しんどいなぁと思っても、頑張って走り続けないといけない立場にある人は多いですよね。

そんな毎日の中でも、ふと立ち止まって昔のことを思い出す時間があってもいいのかもしれません。

恋愛だけでなく、夢や想い、本当は忘れられない何かがあなたにもあること、忘れてしまっていませんか？

初恋という形を借りて、そういうメッセージをくれる曲でもあると筆者は思います！